さて今日は2022~23主力株概況シリーズです。
40位 4676 フジ・メディア・ホールディングス
(東P、9月優待) ◎◎
PF40位は、「若年層強いが視聴率は低迷中」と四季報には書いてあるものの、周りの若い人に聞いてもフジテレビ好きの方を何故かほとんど見かけない、民放キー局の一角であるフジ・メディア・ホールディングスです。
ここは前回は2021年に484位で登場していました。当時の株価は1486円でした。その後特に業績推移に問題はないものの、マーケットで「若い人はもう完全にネットに移行していてテレビを見ないし、なんだったら受信機すら持っていない。テレビ局はもう完全にオワコン。」という認識が広まった影響で株価が順調&着実に下がってきました。
ただ自分としては「テレビ局は制作力が依然としてあるし、また過去のコンテンツを再利用することによってネットと共存できると思う。後、フジ・メディアHDは利益の半分~3分の1は都市開発&観光部門から上げていて多角化しているので、過去25年間で一度も赤字が無く業績の安定感が抜群でもある。それを考えるとちょっと売り込まれ過ぎな気がする。」と考えてこの数か月で多めに買ったために、今回初めてのポートフォリオ上位登場を果たしてきました。
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現在の株価は1087円、時価総額2546億円、PBR0.30、自己資本比率は60.2%、今期予想PER8.95、配当利回り3.7%(40円)、総合利回り4.3%(40+7=47円、優待品は3・9月優待合わせてのメルカリ平均価格の700円で換算)で優待は100株保有で3月株主に株主優待冊子、9月株主に自社オリジナル手帳などです。
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「このセクターは岩盤規制に守られていて確実に利益が出るんだしちょっと過小評価過ぎるんじゃないかなあ。」と個人的には思っています。
さてフジメディアHDは過去25年1度も赤字が無く黙々と稼ぎ続けているのに、堅調な業績とは裏腹に株価は過去30年での最安値水準となっています。日本の「失われた30年」を象徴するような銘柄ですね。(汗)
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(上記データはSBI証券より引用)
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(上記データはかぶたんプレミアムより引用)
ま、いずれにせよ、これから超低PBRのフジ・メディア・ホールディングスをポートフォリオ上位銘柄としてのんびりと保有継続していく予定です。
2022~23主力株概況シリーズ 免責事項
2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の無重力の自由過ぎるステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。