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みきまるの優待バリュー株日誌

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Jul 15, 2023
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カテゴリ:投資本書評
 さて今日は凄く久しぶりになってしまいましたが、株式投資本オールタイムベスト137位





 投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年)










 の第7弾です。





 

 今日は少し飛んで、第16章 成長のS字カーブ から。






 
 普通の投資家はイノベーションを考慮すること、つまり、マーケットがイノベーションをどのように織り込んでいくのかを評価することができない。逆に言えば、ここに投資のチャンスがある。



 ある産業において技術革新が起きた後の売上と利益は、S字のカーブを描くことが実証されている。成長はまずゆっくりと進み、加速され、最後は平坦となる。(図表16.1)このグラフは、期待がどのように変わっていくのかを理解するのに役立つ。













 
 A点では、投資家は産業の成長と利益をあまり期待しない。過去の低成長の過程をそのまま将来に引き伸ばして考える。将来の利益に対する期待が低すぎるのである。



 やがて産業が急成長を遂げてB点を過ぎると、直近の急成長が将来もずっと続くと仮定してしまう。今度は期待が高すぎるのである。



 最後に、成長がC点に達すると、投資家の期待はようやく妥当な線に落ち着き、株価も現実的な水準に調整されていく。




 A点で株を買ってB点で株を売却することが、投資家にとっての目標である。










 いやあ、いいグラフですね。








 ​
 移り変わりの激しい世界では、古い会社よりも新しい会社に賭けるべきである。どの新しい会社が超過リターンを生むのかはわからないけれども、少なくとも古い会社が超過リターンを生むことはないと考えられるからだ。









 これはとても重要な指摘です。私も、同じレベルの企業を2つ見つけたら、より規模の小さい方、より社歴の新しい方 を優先します。その方がパフォーマンスが良いと考えているからです。








 ​
 新規参入企業のほうが古参の伝統的な企業よりも、高いトータルリターンを株主にもたらす。








 ↑ これまた覚えておきたい、良いグラフですね。








 ​
 企業が高度に組織化され戦略の管理が徹底されるようになると、イノベーションを実現して成長することができなくなる。












 これはどうして投資の世界に





​​「小型株効果」





 が存在するのか?の答えの一つである気がしますね。








(続く)





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Last updated  Jul 15, 2023 05:38:36 PM
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