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テーマ:子供の習い事(2461)
カテゴリ:教育&習い事
英玲さんの日記でどうしてピアノをやめちゃったんだっけかな、と考えてみました。
ピアノを始めたのは、たしか小2になるちょっと前。幼稚園でやっていたオルガンのクラスに通っていたときに、「小学校になったらピアノをやれば」とお袋が言っていたのを執念深く覚えていてやらせてもらったのがきっかけです。子どもながらにピアノが弾けるって格好いいというのが理由かな。若い時に結核を患って闘病生活が長かった親父がクラシック好き(演奏家とかにはあまり頓着しないタイプのクラシック好き)だったので、クラシックのレコード全集なんかもありました。 小学校の時は、1日30分から始まり、45分、1時間と1日に練習すると決めた時間は少しずつ長くなっていきました。小5の発表会の時には、ショパンのノクターンを弾いていたのでそこそこだったんじゃないかと思います。ただ、同じ学年にずっと上手い子が何人もいたので伴奏などの目立つ役目は一度も回ってきませんでした(そういうのをやれていたらモテる人生が始まっていたかもしれませんが…)。 ところが中学に入ってだんだんと練習しなくなり、レッスンもだんだん通わなくなり、結局止めてしまいました。中間、期末の定期テストがあることや、すごく熱心だったわけではありませんが部活動が忙しかったことなど、いろんな理由があったような気がします。でも、一番の理由はやっぱり楽しくなくなったことかな。挑戦する曲が難しくなりなかなか気持ちのいいところに到達しない。それにとにかく毎日最低一定時間は弾かないといけないという強迫観念があったりもして、それをちゃんとこなせない自分が嫌だったということも大きな理由だと思います。で、結局止めちゃったわけですが、今思っていることは「やめなきゃよかった」。 たぶん、さらに難しい曲へと進んだことが敗因。もしあの時、今の多読でやっているようなパンダ読みならぬパンダ弾き(簡単に弾けるレベルの曲)をもっととことん磨き込んだり、ポップスやジャズ的な曲を練習したり、コード進行やコードの展開みたいな練習を交えたり、年頃の子を飽きさせずにそれなりの時間ピアノに向かわせる教授法っていうのがあってもよかったんじゃないかと今では思います。 長女が習っているバイオリンの先生もクラシック専門なので、教え方は単調です。先生には申し訳ないと思っているのですが、例えレッスン前の本の30分程度しか練習していなくてもあまりうるさく言わないようにしています。まぁ、「あまり」ですが…ですが。 もし、葉加瀬太郎の曲をシンプルにアレンジした曲なんかをまぜたり、誰もが聞いたことがあるような曲で簡単な曲をもっと交えてくれたりすると私に似たところのある長女ももっとやる気を持って練習してくれそうな気がします。 というわけで、ピアノもバイオリンもそういう楽しませてくれる先生がいないかな、と思っているところです。 どなたかよい先生をご存知でしたら、こちらまでお知らせ下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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うんうん
すご~~~~~~くわかります。 たいてい、みなさん、そこですよね。 たいていの親御さんも、そこおわかりになる方多いです。 強迫観念、これわかりますよ。 きちんと、まじめで、賢いご家庭のおうちの生徒たちは、おそらくものぐさ父さんと同じ感覚をお持ちの人多いと思います。 目標設定が少なすぎるんですよね。ピアノは。 目標が大曲?っておおまかに決まってそうなのが、苦しいんですよね。 教える側も、そこに着目する強迫観念もありそうです。 実際、大人になって、何が残るか? 大曲弾いた思い出もいいけど、 やっぱり、練習しなくても何か弾けること、いろんなジャンル知ってること、ストレス発散にピアノが一役買えたらいいと思うけど、練習しなくちゃがメインになれば、ピアノそのものがストレス作成なイメージになってもどうかです。 ものぐさ父さんの その、5年生でノクターンとは、とてもしっかりしたお子さん時代ですね!すごい! 私の子ども時代は、多分、クラシックピアノだけなら、完全に辞めてましたよ。今感謝してるのは、エレクトーンも習っていたことが、当時、自分で融合してどちらも楽しむ術を覚えたのが、私の子どもの時の思い出です。 (July 16, 2012 06:40:04 AM)
♪音楽教室日記さん
>私の子ども時代は、多分、クラシックピアノだけなら、完全に辞めてましたよ。今感謝してるのは、エレクトーンも習っていたことが、当時、自分で融合してどちらも楽しむ術を覚えたのが、私の子どもの時の思い出です。 ----- 早速のコメント、ありがとうございます。♪音楽教室日記さんには読んでいただけるといいな、と思っていたので嬉しいです。 本当は、月光とか熱情とか弾けるようになりたいなぁと思っていたんですが、そのためには練習をしなきゃならなくて、それでいて中々上達しない。 一方で、その練習が苦じゃなくてどんどん弾けるようになる子がいるのもわかっています。 でも、楽しくなきゃ続かないのですからクラシックピアノの指導方法もそろそろタイプ別のもう少し実践的なものになってくれるといいと思うのですが。 たまこさんのブログにコメントしたことがありますが、中学男子ぐらいだとエレクトーン的なコード展開を教えたりすることも興味を持続させる良い手じゃないかと思いますし、難しい曲を一生懸命練習するやり方だけでなくそこまで難しくない曲を何曲もやっているうちに少しずつレベルを上げるっていうやり方もありそうな気がします。 (July 16, 2012 11:38:31 AM)
ピアノ、是非再開してください!いい先生との出会いがありますように。
我が家の場合、先生はやはり息子は、男の子だからか、始めたが10歳で完全出遅れてたからか?なんかいい感じにゆるいレッスンだったのか?と思います。好きな曲(その頃はクラシックでしたが)をみてもらい、よく誉めてくれて。ゆるいせいか?コンクール的なものはいつも撃沈でしたが(笑)。ジャズのコードに憧れて独学で好きに弾くようになってからは、レッスンはもちろんクラシックでしたが、お教室のクリスマスイベントなんかでもそういう自分でアレンジした先生ノータッチの曲も自由に発表させてくれ、いい思い出ばかりです。 これってご縁だなーと思います。自分で先生を選んだのでなく、自分で曜日と時間の希望を出しただけですからねえ。 いい先生と出会えるように祈ってます。音楽教室日記さんとか(笑)。 (July 16, 2012 10:05:43 PM)
ぷりさまさん
>ピアノ、是非再開してください!いい先生との出会いがありますように。 ----- 実は、ぷりさまさんの息子さんみたいになりいんです♪今更ですけど… コードがわかる男は格好いいと思っています。 (July 16, 2012 10:59:20 PM)
あ~、わかります。
クラシック一筋で、しかも結構弾けるようになった後で 意欲がわかなくなってきたりするんですよね。 あれだけ弾けていたんだから、それを維持しなくちゃ、 みたいな強迫観念が、だんだんと負担になってくる。 ピアニストになるのが目的でないのなら 選択肢はもっといろいろあるはずなのですが… 私自身の場合、ポピュラーが先でクラシックが後でしたから わりと方向転換を勧める事を迷わないのですが クラシックのみの先生だと、楽しんでほしいと思っても 方向転換を提案する事に勇気が要るかもしれないです。 (July 18, 2012 10:41:16 PM)
たまこpfさん
>あ~、わかります。 >クラシック一筋で、しかも結構弾けるようになった後で >意欲がわかなくなってきたりするんですよね。 >あれだけ弾けていたんだから、それを維持しなくちゃ、 >みたいな強迫観念が、だんだんと負担になってくる。 > >ピアニストになるのが目的でないのなら >選択肢はもっといろいろあるはずなのですが… >私自身の場合、ポピュラーが先でクラシックが後でしたから >わりと方向転換を勧める事を迷わないのですが >クラシックのみの先生だと、楽しんでほしいと思っても >方向転換を提案する事に勇気が要るかもしれないです。 ----- そうなんです。それでも今日久しぶりにピアノを触ったら妙に運指の練習が楽しかったりします(私は、「ピアノのテクニック」という教科書で習いました)。 いないかなぁ、ポピュラーが先でクラシックがあとのたまこさんみたいな先生や♪音楽教室日記さんみたいな先生。お二人とも生徒さんにまず楽しんでもらうにはどうしたらいいかって考えてらっしゃるところがいいんです。 (July 18, 2012 11:08:24 PM)
僕は、小2の引越し時に止めてしまいました。下手くそな作曲もしてたみたいなのですが、もったいなかったです。でもやってた当時は、先生に形をよく注意されるのが嫌でした。それをすると疲れて楽しくなくなっちゃうからです。
息子たちも小学校低学年で止めちゃいました。これは、先生が家での練習をうるさく言うからです。自分の経験があるので、「教室でピアノに触れてるだけで、親としては十分ですから」と言ったこともありました。 「全員音大に行かせよう」みたいな面白くない曲ばかりのレッスンだから、止めちゃう人が多いように思います。 今はやってる曲なんかを課題に混ぜれば、ずっと続く人が多いんじゃないかな。 (July 19, 2012 06:19:30 PM)
のりまきさん
>僕は、小2の引越し時に止めてしまいました。下手くそな作曲もしてたみたいなのですが、もったいなかったです。でもやってた当時は、先生に形をよく注意されるのが嫌でした。それをすると疲れて楽しくなくなっちゃうからです。 → それはもったいなかったですね。今頃、坂本龍一みたいになっていたかも♪ >息子たちも小学校低学年で止めちゃいました。これは、先生が家での練習をうるさく言うからです。自分の経験があるので、「教室でピアノに触れてるだけで、親としては十分ですから」と言ったこともありました。 → 楽しむことを第一に考えて下さる先生もいらっしゃるんでしょうけど、なかなか見つからない。下手に知人のつてを使うとやめるにやめられなくなってしまいますしね。 >「全員音大に行かせよう」みたいな面白くない曲ばかりのレッスンだから、止めちゃう人が多いように思います。 >今はやってる曲なんかを課題に混ぜれば、ずっと続く人が多いんじゃないかな。 → おっしゃる通りだと思います。ちなみに、アメリカの楽器の先生って、もっと楽しませることを重視するらしいです。 (July 22, 2012 10:36:00 PM) |