うわっ。
屋敷森跡のビオトープに入った途端
30秒かからず目に飛び込んできた。
虫よけスプレーもさっきつけたばかりだから
やぶ蚊も安心、と
さっそくカメラを取り出す。
設定はもちろん、
マクロ&5枚連写(フォーカスブランケット)。
マイ設定(自分好みのセッティングを記憶させておける機能)は
虫のための設定値に常にしてある。
すぐにいなくならないように
すぐに使えるようにしてある
わたしの、超便利、虫カメラ。
こんなのを入口付近で
しゃがんでひとりで撮影。
気配なんだろうね。
中2ぐらいの男の子たちが
わたしが撮っている毛虫をみて
興奮気味に「スゲッ!」と
話している。
わたしの“うわっ”とは
若さか、それとも性差か
わからないけど、感嘆詞も違うんだね。
そんなことを思いつつも
このすごいフォルム&カラーリングの
すごいインパクトのある虫に引き込まれていく。
だいたい半分食べ終わりました。2012.06.23光が丘 posted by (C)あっこ森
この大食漢ぶりが
幼虫、毛虫時代の可愛さだったりする。
この身体でからだより大きな葉っぱを
もう半分はペロリ。
すごいなぁ。よく食べるなぁ。
面白くて仕方ない。
でも中学生が、わたしに話しかけてくる。
「クワガタみますか?」
すごい丁寧な言葉づかい。
しかも、これには、“見てほしい。”の意が
含まれていることを聞き漏らさない私の耳。
「ありがとう。」
自慢のクワガタをわたしに差し出してくれた。
「写真撮りますか?」
また少年が付け加える。
もちろん、これにも、“撮ってほしい。”の意が
含まれているのも聞き取った。
なぜか子どもたちというのは手柄を
撮ってもらうのが、好きだ。
勲章みたいになるのか、
ステータスがひとつあがるみたいで
うれしそうにする。
少年のクワガタ2012.06.23光が丘 posted by (C)あっこ森
さっきの毛虫と偶然、リンクする角度。
少年たちが入るように撮ろうとしたら
恥ずかしがるので虫だけにしておいた。
まぁ、このすごい毛虫を撮っている
ひとりのおばちゃんがいたら
誰だって“虫好き”の気配を察するとは思うけど
虫好きというのは、お互いに同好の志であることを
どこかで察するみたいで
まったく知らないかたにも
「あそこにツマグロヒョウモンがいたよ。」と
教えてもらえることが本当に多い。
そして、こうやって少年に
自慢の昆虫を見せられることも多い。
なんかね。楽しいんです。こういう触れ合いって。
少年に聞いてみた。
「これはなんというクワガタですか?」
少年たちが、お互いに確認しながら
「ヒラタ?だよな。」
「うん。」
「ヒラタクワガタです。」
とわたしに教えてくれた。
本物の昆虫少年を久々に会えて
なんかうれしかったな
写真は6月23日に光が丘公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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