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今日は明日から始まる蒲郡の周年記念レース(G1)の前検日です。競艇のレースにはグレードがあって、SG>G1>G3>一般レースとなっています。SGは年間に全国に8レースしかなく、24ある競艇場のどこでも出来る訳ではありません。G1は何処の競艇場でも周年記念レースというのを年に1回やっています。
G1レースに出られるのはA1クラスの選手だけです。SGはA1クラスの中でも特別な条件をクリアした選手だけが出られます。
今年の蒲郡はこの周年記念の他に、8月にモーターボート記念(SG)が来ることになっています。
前検日の3時から4時には全国から出場選手が競艇場に入って来ますので、追っかけのファンが入り口にはたくさん集まっていますが、やはりいつもの一般レースに比べると大勢集まっています。私は選手の医務室へ行くのですが、ここを車で入って行くと、選手が来たかとみんなの視線を浴びます。
着いた選手の体重測定が済むと、全員聴診をして、血圧を測ります。私が不合格を出すとその選手はレースに出ることが出来ません。
選手は持ち物検査をして、パソコンや携帯は終わるまで取りあげられます。持ってきた薬も全部出してもらってチェックします。睡眠剤や安定剤に類する薬はここで預り1回分ずつ渡します。アルコールはもちろん禁止で、持ち込みが見つかれば、即刻帰郷となります。
選手が持ってくるのはプロペラだけで、モーターとボートはそれぞれ抽選で決めます。それに自分の持ってきたプロペラをつけて試運転に出て、エンジンの整備・調整をします。まだ蒲郡のモーターとボートは新しくおろして3節目ですので、実績はまだそれほどあてにはなりません。
終わってから“凪”へ行って、競艇の師匠と全国から集まった仲間と一緒に飲みました。江戸川の内田さんが企画してくれて、尼崎、常滑、競走会からも来てくれて、JLCの荻野さんも出てくれました。