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作詞塚原 将、作曲小椋 佳の「時」を聴きながら見てください。
昨日は浅間山の辺りをうろついてきました。女房と車を交換して、エコ運転で行って来ました。たくさん写真も撮ってきましたが、ちょっと、判らないものもありますので、また調べてからゆっくり記事に書きます。
そこで、一昨日行った常滑市大谷湿地のことを書きましょう。
5日前に浜島繁隆先生に場所を訊き、4日前に一度探しに行きましたが見つかりませんでした。
昨日浜島先生がもう少し詳しい地図を送ってくれたのですが、その前に待ち切れずにもう一度行って、見つけることが出来ました。2年ほど前から探していて、通算5回目の挑戦でようやく辿り着きました。
何故湿地探しにそれほどこだわっているのかと言いますと、湿地は珍しい植物が豊富で、また特有の昆虫も棲んでいるからです。知多半島には高い山も川もないので、溜め池周辺に小さな湿地が点在していました。私が小学校3年のころに愛知用水が出来て、溜め池の必要がなくなると少しずつ、溜め池が埋め戻されて、湿地もだんだん少なくなりました。私の住んでいる知多市岡田というところにも“二つ池”という溜め池があり、それを造ったときに出来た“禿山”という粘土質の小さな丘があり、その周辺にはトウカイコモウセンゴケやイシモチソウといった食虫植物があり、珍しい蝶やトンボがいました。学校が終わるといつもそこへ遊びに行ってました。
中学生のころに“二つ池”のひとつが埋め戻されてなくなり、湿地も消失してしまったのです。
私が湿地探しの旅を続けるのは、失われた青春を取り戻す旅なのです。
大谷湿地は周りを、ぐるりとアベマキ、コナラ、ソヨゴ、ヒサカキなどの二次林で取り囲まれ、ササ類、シダ類が下草に生い茂っており、相当な覚悟で藪コギをしないと行きつくことが出来ない場所でした。近くで畑をしていた地元の人に尋ねてもそんな湿地のことは聞いたことがないと言うほどです。それだからこそ今日まで護られてきたのでしょうが、・・・。
ミミカキグサ、トウカイコモウセンゴケ、ホザキノミミカキグサなどの食虫植物もありました。
ハッチョウトンボもいましたよ