先日、小郡市にある「九州歴史資料館」で 『八女の名宝』展を観ました。
7月に行った岩戸山古墳では、石人や石馬はレプリカしか
見られませんでしたが、この特別展では実物が展示され、 改めて、あまり例を見ない出土品に感心しました。 また、谷川(こくせん)寺所蔵の、平安時代から江戸時代までに作られた 12天の仏像が整列展示され、非常に珍しかったです。
一番のメインは、今まで門外不出だった八女の五條家文書です。
重要文化財に指定されている「後醍醐天皇綸旨」や
「金烏の御旗」などは大変歴史的価値が高いもので、
今回目にすることができたのは幸運でした。
続いて、筑紫野市の『五郎山古墳館』に足を延ばしました。
ここには古墳の実物大のレプリカがあり、
中に入って、雰囲気を味わう事が出来ます。
実物の石室の公開(筑後川流域古墳同時公開)が、
今月22日土曜日にありますが、
その日は平戸へ行く予定なので、残念ながら見られません。
5日前までに予約を入れれば、石室内の見学可能らしいですが
いずれにしても装飾は、ガラス越しにしか観られなくなっているようです。
装飾壁画のレプリカ
古墳は、小高い丘の上にあります。
6世紀中ごろに造られた円墳
段になっている部分は、テラスと呼ばれる
扉にはしっかり錠が掛かって入れません。
明日と明後日(15、16日)は『遠賀川流域古墳同時公開』があるので、
主人をアッシーにして、見学に行く予定です。
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