I statement
カウンセラーから、「建設的なコミュニケーション」について学んだ。I statement というテクニック。建設的なコミュニケーションは、自分の気持ちを相手に明らかにすることから始まる。らしい。例えば冷蔵庫が3つのマーガリンと3つのヨーグルトと6つのマスタードと、胞子が育ったサルサが2つあったとき私はマムになにも言えなかった。そして、夫に「どうしてこんなに同じものがいくつもあるのか?」と怒りながら質問した。その質問に夫が答えられるわけがないのに。ここで、I statement を使うことにより建設的なコミュニケーションが確立されるのだという。I statement は常に「私は。。。」でセンテンスを始めなければならない。How come there are so many same bottles?「どうしてこんなに同じものがいくつもあるのか?」というのではなくI felt annoyed when I see so many same bottles in the refrige because ...I want to keep more space in the refrige.「私はとてもイライラします、冷蔵庫に同じ食べ物のボトルがあるのを見ると。なぜなら...だから。冷蔵庫のなかに、もう少し余裕のスペースをあけておいてほしい。」というぐあいに。私の気持ちと理由をはっきりと表すことで言い争うことが目的ではなくコミュニケーションに明らかなゴールが定められる。夫が、You are being like your mother.「君、今(実母の名前)みたいになっているよ。」と支離滅裂に怒っている私に言うことで私は腹が立つだけで、建設的な会話には程遠いものになる。なぜなら、コミュニケーションのゴールが見えないから。I feel overwhelmed and stressed when you become very emotional, shut yourself up, and stop talking because ...「私は圧倒されてストレスを感じます、あなたがそんなふうに感情的になり、人の話を聞かないで完全に遮断してしまうと。なぜなら...だから。感情的にならないで、おだやかに会話をしてほしい。」という具合に、自分の気持ち、その理由、どうしてほしいのかを順序立てる練習を続けている。今日も野菜室に、ズッキーニが20本ぐらい入っていた。私は怒りながら「なんでズッキーニが20本も入っているのか?」と夫が答えられない質問をまたしてしまった。ズッキーニが20本も入っていて、イライラしたから。夫は私のその態度にたいして、批判的な返答をした。それは、I statement とはほど遠いものだった。そして、目的もゴールもない、いい争いが始まった。夫が何か言い始めたのを完全に遮断ししばらく何も言わないで、頭を冷やしたいと夫に言い20分ぐらいしてから、もういちどズッキーニの質問をI statement にして夫に伝えた。夫は、答えられないズッキーニの質問に対して自分がどう感じたのかをI statement にして私に伝えた。私の目的は、なぜズッキーニが20本あるのかその理由をつきとめることではないのだということに気がついた。マムはなぜ、使う予定のない野菜を買うのか?それがマムなのだからもう仕方がない。彼女は冷蔵庫の中身を覚えていることができないのだから目に付いて買おうと思った野菜を買ってしまうのだからもう仕方がない。こんなことでイライラしても仕方がない。彼女は変わらないんだから。カレーを明日作ることにした。ズッキーニをたくさん入れることにした。