カテゴリ:絵本・童話・児童書
争う善と悪の神々の仲裁役に選ばれ、
“気”“火”“水”“土”の4つの仮面を持つ14歳の少年・アモス。 悲しい初恋を経験し、ベリオンに戻ってきた アモスを待っていたのは、母と国王ジュノスの結婚だった。 ところが、町にお祭りムードの溢れる中、 仲間のひとり・ロリアが突然行方不明となり・・・! 図書館で借りました。 世界を巡り争う善と悪の神々を治めるため、 白い貴婦人に選ばれた少年アモスと、 彼と共に旅を続ける仲間達のお話です。 9巻はまず、アモスの母とジュノスの結婚式から。 おめでたいですね〜♪ さすが国王の結婚式!町をあげての大騒ぎ。 夫を殺されてから不幸な目に遭ってきたアモスのお母さん。 今度こそ幸せになれるといいですね。 が、お祝いムードもそこそこに、早速事件が起こります。 旅の仲間でありアモスを慕うロリアが、 アモスから預かった短剣を狙う連中に攫われてしまいます。 追いかけるアモス・熊に変身できるベオリオ・ ゴルゴン族の少女メドゥーサは、 無事ロリアを見つけ攫った連中から事情を聞くと、 そのまま彼らについていくことに。 なんと!地獄に繋がる門を開けるのだそうな! 地獄と聞くと恐ろしい場所を想像しますよね。 確かに7巻に出てきた地獄もかなり恐ろしそうなところ。 でも、アモスがこれから立ち向かう戦いにとっては 役に立ちそうな場所でもあるんですよね。 そこでアモスが頼ったのが、2巻で出てきた死者の国の住人で 昔アモスと同じ“仮面を持つ者”だった、エルフのアルキオン。 待ってました〜、パチパチパチ♪ 私、アルキオン好きなのよん(*^o^*) さすがに現世に戻ってくることは無さそうだけど、 協力者としてもっともっと登場して欲しいですね。 大事な友人だったはずのバルテレミーが敵になり、 世界を手に入れる為“黄金の羊毛”なる物を探していると知り、 アモスは新たな旅に出ることに。なんとも慌ただしいです。 女神にそそのかされ、すっかり悪人なバルテレミー。 アモス達は止めることができるのでしょうか?心配です。 アモス・ダラゴン9 黄金の羊毛 著者:ブリアン・ペロー 監訳/高野優 訳/橘明美 絵/HACCAN 竹書房 2006年12月発行 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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