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カテゴリ:日常生活
今年のいつくらいからでしょうか、夏?部長から依頼されていた、社内の新入技術社員向け教育の講師役。これが、嫌で嫌で仕方がありませんでした。 OJTはよくやりますけど、講師ってのはやったことがありません。 20分くらいのプレゼンは練習ができますが、1時間45分の枠を、余すこともなく、省くこともなく走れるか不安でした。テキストは既に用意されていて、そのパワーポイント版も先人が用意してくれたものがあります。 ずーっと、忙しいのでテキストに目を通すこともなく、パワーポイントも11月初旬まで見ませんでしたが、さすがにどんな内容を教えるのか、ぱらぱらっと目を通してみました。 すると・・・、 よく知りすぎたひとが書く、知ったひと向けの構成、専門用語、事例です。で、実は何も原理とかに触れられておらず、いきなりは理解できない感じでした。 大学の講義と要素技術を結ぶ接点が皆無です。しかも、誤字も多くて・・・。 目を通した感想は・・・、 (まったく分らん・・・。情報が点。生徒放置。) 自分が講師をやるんですから、自分が理解しやすいようにパワーポイントを整理したいですが、2時間弱分のパワーポイントを刷新するような時間もなく、本番ギリギリまでやってきてしまいました。 始めて講師をする人には、本番前に20分程度の模擬授業の練習があります。それを教育の事務局の人に聞いてもらって、アドバイスをもらいます。それが先週の木曜? ほとんどぶっつけ本番で20分パワーポイントに従って流してみました。 事務局のコメント第1声は、 って言われました。 「プレゼンとしては、非常に慣れていらっしゃる。」 (おー・・・、確かにプレゼンしてた・・・。) 生徒不在、スクリーンのみ、固い資料。そりゃープレゼンになります。サラリーマンなのでプレゼンはそこそこしてきました。先生役なんてしたことない。 本番まで土日を入れても4日。直す~???正直、めちゃ忙しい。でもー、プレゼンしていて再確認しました。 (この構成では、話がつながってないので説明しにくい!だから分らない!) 事務局のひとも、テキストはあってないようなもの。好きにやっていいですよ、とのお言葉。資料の全面改訂は無理ですが腹をくくって、並び替えと、専門・趣味性の高い資料の省略、補足資料を作り始めました。 構成は頭と家で考えて、日曜日夕方から寂しく出社してパワーポイントを作り直しました。 で、今日が本番。 2時間弱の講義を。2連続、午前中ブッ続けでした。ま、居眠りをするひとも数人いましたが、興味をもって聞いてくれる新入社員の方々は眩しいものです。 しゃべりは疲れましたが、講義終わりのテスト結果。資料は見ながらでもいいので当然高得点です。それでもどこかうれしいものです。60点とかたくさんだったら嫌だな、と思いました。事務局の方から、この点数が、講義の点数です、と言われたので。 3コマあるうち、2コマ今日終わって、だいぶ気が楽になりました。半分は終わったのですから。 それでも驚いたのが、技術系の方々でも、今は下のような、 引っ張り試験の荷重変位曲線、初めてみるひともいるんですね・・・。驚きです。パワーポイント資料、大変だったけど、直して正解でした。 もちろん、工学部、機械系出のひとはみたことある、って言ってましたが、電気系のひとは大学の講義でもやらないんだとか。うーん、電気でもこのくらいはやっておいたほうがいいと思うんですけど、違うんですねー。 ちょっと驚きでした。 ・・・。もうひと頑張りで11月のイベントの山を越えます。どさくさにまぎれて、ストレス発散の金曜日飲みの権利も嫁さんから、ゲットです!。やっと出口が見えました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.03 09:37:21
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