相場の下げのメドを考えるときの、視角と重要ポイントをリストアップ
もしNY株式が今後12%ほど下げたら東京はどこまで下げるか?相場の下げのメドを考えるときの視角、アングルを考えてみます。2011-11-24(金) とうとう日経平均は8100円台に入ったね。個人投資家のみんながサバイブしてほしい。欧米機関投資家の売買活動はあと2週間でほぼ今年の業務終了。忘年会とクリスマスです。ヘッドハンターの活躍時期ですね。本部、営業サイドはお客への報告。今年も運用成果ダメでしたと報告するのが12月。誰が解雇になるかほぼこの段階でわかっているからね。顧客担当は1月。運用者の通知は2月でしょう。 ●欧米株式相場は最悪期を織り込んだのか? 「NO」●円高のピークは終わったのか? 「NO」すくなくともピークをつけたと断言できる状況にはない。 -円高のピークのレベルといったいいつピークをつけるのか、年末か来年春か、夏か。●日本企業業績悪化で最悪期は織り込んだのか? 「NO」 -円高は終わってない。 -世界の景気悪化を織り込んだ業績にはまだなってない●外人投資家の日本株買い意欲。ワーストは終わったのか? 「NO」まだ加速中。●日経平均8000円割れの可能性が出てきたことで政府は株価対策を何か言っているか? 「NO」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーこうやって考えてくると。。さらに考えないといけないことは。。。日経平均の8000円割れの確率はきわめて高くなってくる。ではどこまで下げるか?がポイント。 NY株式市場が今後10%以上下げたときの日経平均の計算上の位置はどのあたりか?現実に日経平均の下げはどこまで下げるか? 可能性の一番高い数字はどこあたりか?仮にNYも東京も今後10%から15%下げるとしたら、どの業種、どの株が一番先に叩き売られ、下落率はどのくらいになるか。暴落後、上昇率の一番高い業種、個別銘柄ではどれを狙うべきか? ここでもう一度確認今欧米株式市場の下げ要因は何か。いくつあるのか? 最大の下げの要因は何なのか?ユーロ圏が崩壊したら、その後の世界はどうなるの? 逆に、なんらかの事情で世界の相場が大きく反転上昇するとしたらいったいどんな時か。何が起きないといけないのか?今ある悪材料を打ち消して上昇するだけの材料として何があるか?それが起きる確率はどのくらいか。