カテゴリ:診療
夏ばて解消、実践講座。
暑さ真っ盛りですね。 いつも私のブログを読んでいただいている皆様へのプレゼントとしてクリニックで指導している夏の暑さ対策を披露します。 暑いときに起こること 1.暑さで熱がこもる。身体の水分が奪われ、脱水を起こす。 2.湿度が高く汗が引かず肌がべとべとして不快 3.食欲低下で充分な栄養が取れない 4.紫外線がきつく肌が傷む 5.動きが少なく、静脈、リンパ液が溜まりやすい。乳酸など疲労物質が溜まりやすい。 対策 1.漢方薬の「清暑益気湯」を飲む これは暑さを清め、元気を益す薬です。保険処方が可能、食欲も出る人が多いです。 2.クエン酸、ビタミンBやCを飲む 乳酸など疲労物質の対策になります。疲労の強いときはクエン酸2グラムを水に溶かし、果汁か蜂蜜を混ぜて飲むのを勧めています。いろいろ工夫して飲んでください。保険収載されています。 3.シャワーを浴びて汗を取る、さらに風に吹かれましょう。ただし石鹸の使いすぎと塩素に注意。 4.日本の素材 ゴザ、麻、綿、すのこ、日よけ簾 で涼しく。特に寝るときに使いましょう。 5.医療ヨガ 静脈、リンパ液の滞りをなくし、動脈をしっかり流します。ゆったり気持ち良くやると快いです。 6.水は少量、頻回に飲む。麦茶は良いですが、カフェインや砂糖の多いものは宜しくない。アルコールはビールをほどほどに。スイカやメロンなど水の多い果物もOK。 7.日傘、UVクリームを使用 8.クーラーは冷え過ぎない程度に 部屋の空気循環のため扇風機も同時につけるのをお勧め 9.熱中症までなったら点滴を。ときに臓器障害をおこすので、採血チェックが必要な場合もあります。 では暑い夏ですが、上記参考に工夫してお過ごしください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年07月31日 01時22分55秒
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