カテゴリ:診療
トラウマが完全に消えてしまってはいけない気持ち
私のクリニックでは、漢方薬をレメディーとして使って、数分でトラウマを改善してしまう治療しています。 本日、来られた患者さんは、何年も前から、ご主人にかなり不条理なことをされ、離婚までしたのですが、未だにそのトラウマに悩んでおられました。 思い出すだけでも憎しみが沸き立つくらいです。 心療内科やいろいろなスピリチュアルワークもされたのですが、今ひとつで、唯一、針治療の名人の針で改善しておられました。 その鍼の先生から、うちのクリニックを紹介されました。 気当て診断すると、ご主人とのトラウマがオーラにあります。目の前で漢方薬を選んで飲んでもらうと数分で改善しました。 針の先生から依頼のあったインナーチャイルドまで癒されていました。 「先ほどの憎しみはどうですか?」 「7割ぐらい改善しました。あまり憎しみの感情が出てきません。」 「では、あとの3割はどういった内容と感じますか?」 「こんなにも長く辛かったのが、このように一瞬で消えてしまってはいけない、このままなんでも無いようになってはいけない、ような気持ちです」 なるほどなぁと、私の方が感心しました。 患者さんにとって予想外の急激な改善だったのでしょう。 私たちは、原爆投下後の苦しみや鉄道事故の苦しみを忘れてはいけないと言われます。 それと同じような気持ちだったのかもしれません。 改善させることだけを目指してきた私に何か深いものを教えられたように気がしました。 それでも残りの気持ちも解放し、本当に輝かしい人生を取り戻して欲しいと思います。 因みに、トラウマがある場合、大抵の人にある蓄積感情が、ほとんどなく、針治療でそれが取れていたように思います。 流石、針名人です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年10月23日 13時30分47秒
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