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里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

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2007年01月21日
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旅に出ても、これといった観光もせず、
滞在しているホテルの半径1キロ程度の円の中を、
ただ歩き回っていることが多い私たちだが、
つい足を止めてしまうのが古本屋さんだ。

特に何かの本を探している訳でもないが、
思いがけない本が、それも信じられないような安価だっ
たりすると、つい荷物を増やしてしまうことになる。

と言っても、荷物を持つのは「うちの彼」なわけだから、
「買っていい?」と顔色を見ながら、店先でいかにその本が
私にとっては価値あるモノなのかを説明することになる。

何しろ本は重いから持ってもらうのも気が気じゃないのだ。

そもそも基本的に、私たちは選ぶ本が全く違うため、
お互い相手の買う本は論評しないことにしている。
が、共通項もあって、スペインや歴史モノはそこに入る。

相手のジャンルに関知しないというものの、
面白いモノは一緒に笑いたい、一緒に感心したい、
というのもまた人間心理というもので‥

『ちょっと、ここだけでいいから読んでみて~、
 ほんの数ページだからさー』
と、お互い無理やり読ませ合ったりする。

『今、手が離せないよー、あとで』
『じゃ、こっちで読むから耳だけ貸してよ』
と朗読することもあるが、この場合、
相手に漢字の読み間違いを指摘され(するのは大概、私だ)
口論に発展することもあり、こうなると一緒に笑うどころじゃない。

『いいんだよっ!漢字の読みなんて!
そう読ませているだけなんだから、全体の流れを聞けよ!』
というのが彼の言い分だが、私は気になってしょうがない。

物事を大局的に見るのは男で、
女は瑣末に拘るという事だろうか。

古本屋さんも最近は様変わりしてしまい、
大型チェーン店に並んでいる夥しい本の洪水を見ると
アニメなど新刊本も多く、本というより使い捨てのモノ、
大量消費の残骸に見えてしまうのが悲しい‥。

古い町に昔からある古本屋さんで、
何気なく手にした一冊をパラパラめくったりしていると、
たまに、本の余白に、かつての持ち主だった人の覚書や
感想らしきものが書き込んであったりする。

こういう発見は嬉しい。

「ふーむ、この人はどういう人かな~」
と、かつての持ち主に思いを巡らし、いつしか風貌、職業、
暮らしの佇まいまで見えてくる気がして、本の内容より、
むしろそっちの方に興味が湧いてしまう。

「うちの彼」にそう言ったら、
『それはマルギナリーと言うそうだ』と教えてくれた。 

伝記作家や歴史家等の研究者は、対象者の所有する本を
丹念に調べ、余白に書き込まれた意見や感想を収集する。
事実を組み立て、史実にもとづき仮説を裏づけるそうだ。

新史実の発見もこういう中から見つけ出される。
そう考えると、余白の落書きといえども侮れない。

私も余白に書き込むときは気をつけようと思う。

もしかしたら私が亡き後、うちの料理本を見て、
いい加減な料理や、手抜きの食卓に思いを巡らし、
リミンは「実は悪妻だった」と結論付けられ、
夫に同情票が集まらないとも限らないではないか。

続いて「不思議な図書館」の話もと思っていたが、
長くなりそうなので、それは次回にでも。
 
速報【嬉しいお知らせ】
皆さま、なんとリミンは「日本エッセイスト・クラブ」の
会員になることが出来ました!

日本エッセイスト・クラブは、昭和26年に大宅壮一氏等
が中心となって創立した老舗中の老舗。
会員になるためには、理事会審査をパスしなければならず、
審査のハードルも高いので、実は内心ドキドキでした。

そして、昨日、
「理事会、全員一致で決定」の通知が、我が家に届きました!
「夢は必ず叶うもの!」本当でした。嬉しいです!

神サンと応援してくれる皆さんに感謝します。
リミンは本気で頑張ります。風に向かって走ります!
皆さま、これからも、どうぞ宜しくお願い致します☆

※今日は、丁度いい古本屋さんの写真が無かったので、
 昔ながらの「駄菓子屋さん」を再現したコーナー。
 先日、出掛けた天龍村の資料館で撮った一枚です。

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ところで楽天ブックス倉庫の在庫が品薄状態! 
 メーカー取り寄せしてますが、お買い求めはお早めに!

 この本は増刷しないで、新たに続編を書こうと思います♪
 だからリミンの「幻の処女作」となる日も近いかも?!

里山暮らし、ときどきスペイン】太陽出版 1,260円(税込)
本の表紙.jpg
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最終更新日  2007年01月22日 00時38分43秒
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