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カテゴリ:労働/保育/家族問題2016
最低賃金、2000年ごろと比べると、すんごい上がってますよねー。 秋田就職総合研究所より だって、私らの学生時代なんて、時給600円ちょっとだったじゃん? それが今や、地方による格差ありきといえども、900円まで来ちゃってますから! (神奈川県の最低賃金は905円/h) 1日8時間労働×月20日勤務ならば、単純計算で、 ・時給200円UP→月32,000円UP ・時給300円UP→月48,000円UP ですよ。 もはや、「乙四(危険物取扱資格)取ったら時給50円UP」なんて、努力の甲斐もないと言いますか。 乙四はガソリンスタンドで時給upでござる とにかく、お国の力でグイグイと時給が上がっています。 一方で、皆さん実感してらっしゃる通り、我々シャラリーマンの年収というところの給与水準は下がっています。 うは。 年収ラボより 2000年ごろに比べて、同学歴の初任給が3万円~4万円上がっているか? 上がってませんよね。 (そもそも短大卒なんて絶滅種) 昇給も抑えられていますし。 シャラリーマンの年収が下がるという意味で、格差は縮小方向って気もしますね。 「格差の解消」という意味では、時給を上げることに深~い意味がでてきます。 今や、男女ともにさまざまな年代で数多くの非正規雇用という立場が増えましたから。 2000年以前の主流は、旦那が正社員、奥さんは専業主婦かもしくはパート。 この時の奥さんは、家計を支える柱というより、多少のプラスを狙ったものが多かったですね。 それが、家計を支える人も非正規雇用が当たり前の時代。 時給600円では家族を養えないことが明白、ならば徐々に賃上げを!とな。 その結果が、首都圏900円越え? 学生アルバイトという存在は今も昔もあるのですが、最低賃金価格の上昇に便乗して、やっぱりバイト代上がってますよね。 (一部特定産業は除かれると思いますが) おいおい、高校生のスマホ代やらゲーム代やらのために時給を上げているんじゃないぞ!という気がしますけど。 生活をガチで支えなければいけない成人の時給を、学生アルバイトや、働かなくてもやっていける世帯の小遣い稼ぎと一緒にするのは違うんじゃないのー? ここでも奨学金と同じく、苦学生と遊びたい学生を一緒にしてはいけないという課題があります。 そんな世間の動向ですが、さらに「働き方見直しするでござる省」の動きがあるじゃあないですか。 はて、どうなる。 最低賃金は上がっている。 非正規雇用の割合が上昇している。 サラリーマンの年収は下がっている。 さらに格差が解消されようとしている。 増え続ける歳出を支えるために、いっそう搾り取られる。 (´ー`) 日本総貧乏化作戦なんじゃないのかな。 「働き方を見直す」といったら、真っ先にやり玉に上げられるのが労働時間(残業時間)。 残業カット、残業代カット、残業代カットされつつのサービス残業。 奥さん、どう転んでも、庶民の生活は楽にはなりませんぞ! ↓そうだろうなボタン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.09 18:56:00
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