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カテゴリ:労働/保育/家族問題2016
手に持っているのはヒョウタン。 某友人から、その住まう地域の「幼稚園ママ友事情」を聴きました。 幼稚園ママは、幼稚園バスに子どもを乗せるついでに、毎回30分の井戸端会議をするという文化があるそうです。その場にいた成人女性3人は、 「それはご免こうむりたい」 ということで意見が一致したのですが… いかんせん我々、全員幼稚園ママではありませんでした(爆)。 注意深く街を観察していると、幼稚園ママ友同士のウダウダトーク(井戸端会議)って、やってる人がちゃんといますね。園バスに子どもを乗せる前、乗せた後、いろんなところでいろんなママ友井戸端会議が開催されております。 1回30分。 朝夕で、合計1時間? これをみっちりやっているとしたら、それはものすごいことですよ! 仮に1回30分×2回、毎日合計1時間の外国語レッスンを続けていたら、語学堪能になるんじゃない? 「気に入らないママの話は聞き流すだけ!」 →「僕の英会話習得法は聞き流すだけ!」 どっちも聞き流すだけですよ。 これが筋トレだったら、ムッキムキですよ。 二の腕とかパッキパキに筋肉が張り詰めたシャウエッセンになるじゃん。 幼稚園ママは結果にコミットできちゃうよ。 …とにかく、1日30分なり1時間なり、平日に欠かさずやるというのは、すっごいことなのです。 だから実は、ママ友との朝夕30分のウダウダトークでは、なにかすごい成果が得られているんじゃないでしょうか。奇しくも、企業が人材に求めることのナンバーワンは「コミュニケーション力」です。 1回30分×2回、毎日合計1時間というたゆまぬ訓練を積む、幼稚園ママ(井戸端会議構成員)ときたら、うってつけの人材として鍛え上げられているということではありませんか! おお、すごいすごい。 駄菓子菓子。 「専業主婦は井戸端会議でコミュ力が高められているから、ぜひうちの会社に欲しい」 なんて声は、ちっとも聞かれません(爆)。 一体なんなの? コミュ力求めてんじゃないの? あー、でもしょうがないのかなー。 昭和時代の「婦人運動」というものは、専業主婦のパワーにより成り立っていました。 そこでは井戸端会議が正式な企画会議であり、そこから組織的な運動に発展することがあったというのが想像に難くない。 しかしながら、昭和人が婦人運動に注いでいたエネルギーは、平成の世では女性の社会進出という名の就労に注がれるようになりました。 つまり。 現段階で就労せずに専業主婦で幼稚園ママをやっている人というのは、昭和に例えても活躍していなかった可能性が大いにある。 えー(´Д`) まあ、あくまで仮定の話です。 実際のところはどうなんでしょうね。 1回30分×2回、毎日合計1時間、幼稚園ママは一体何について議論しているのでしょうか? これがもし地域における立派な活動、よしんば高齢者や子育ての支援につながっているというのなら、昭和の婦人運動と似ているんですがね…。 幼稚園ママの方いらっしゃいましたら、あの毎日やってる井戸端会議のアジェンダを教えてください。 ママ友ランチョンミーティングの内容でも結構です。 あの世界、謎。 ↓そうねボタン(押してやると喜びます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.27 19:02:30
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