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テーマ:ニュース(99462)
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先日、新聞に興味深い記事がありました。
さまざまな商品には注意を促す表記がありますが、 最近のそれは「行き過ぎではないのか?」 というもの。 たとえばカップめん。 「直に手で持つと熱いです」 ヨーグルト。 「中身が飛び出すことがあります」 チョコレート。 「あたたかいところに放置すると、 溶けることがあります」 ふつうに「当たり前」ですよね。 「こんなことが分からない人がいるのかっ?」 なんて、思ってしまいます。 今から15年ほど前、 日本ではPL法(製造物責任法)というのが制定されています。 粗悪品から国民の安全を守るため、 メーカーに製造責任を負わせる、という法律なのですが、 おそらくこの法律のゆきすぎた運用がきっかけのように感じます。 で、これらのルーツはアメリカです。 訴訟国家である彼の地では、 信じられない理屈で裁判を起こしています。 たとえば米国マクドナルドを訴えた老女の話。 ドライブスルーでホットコーヒーを買った際に、 自分の股にコーヒーカップを挟んだところ、 中から熱いコーヒーがあふれて 足に火傷を負ったことから、 マクドナルド相手に3億円を損害賠償請求。 日本製の電子レンジメーカーが 消費者から訴えられた事件もありました。 愛猫をきれいにするためシャワーを浴びせ、 早く乾かそうとして、その飼い主は電子レンジに猫を入れ、 スイッチオン。 ……どうなるか、日本人なら分かりますよね。 愛する飼い猫を失った主人は、 その電子レンジのメーカー(確か日本の会社です)を 訴えました。 争点になったのは、 「取扱説明書に『飼い猫を入れてはいけません』 という注意書きがなかった」というもの。 笑ってしまいますよね。 まぁこの話は実話かどうか定かではないらしいのですが。 しかし日本もこれに類似した現象が起きてきているんでしょうか。 たとえば1年以上もフリーザーに放置した冷凍食品を温めて、 「味がおかしい」とクレームをつける消費者が 本当にいるらしいのです。 だから冒頭のように「お節介な」注記が必要になるんでしょう。 そういえば、ある量販店のトイレには、 「トイレ内でトイレ目的以外の行為は慎んでください」 という貼り紙があるらしいです。 ……どんな行為をしているんでしょう(大汗) PL入門 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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