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カテゴリ:ビジネス・経済・政治
購読している日本経済新聞。
今月から宅配版(紙媒体)を解約し、 Web刊(電子版)に完全移行しています。 購読方法を変更してからほぼ1か月が経過したので、 ここらでちょいと総括を。 一度認証IDとパスワードで認証すると、 同じパソコンである限り、次回以降はログイン操作が不要。 ささいなことですが、 いちいちログインを求められるのは意外に煩わしいことなので、 このあたりはユーザーの心理をきちんと汲んでいますね。 トップページの右上には『ガシェット』が表示され、 頻繁にアクセスするページへはここからワンクリックで到達できます。 このガシェット、『Myガシェット』と謳っているとおり、 自分で好きなようにカスタマイズできます。 紙媒体の新聞記事とWeb刊はほぼ連動しており、 たとえばWeb刊の1面を開くと、こんな感じ 青矢印の見出しにマウスを近づけると、 画面右上にある紙媒体イメージでの該当記事部分が オレンジ色の枠に囲まれます(赤矢印)。 今までのネットニュースは、 大きなニュースも小さなニュースも見出しや本文が同等に扱われており、 どれが重要なニュースなのか瞬時に見定めることができませんでした。 日経のWeb刊では、このように紙媒体イメージも用意しており、 両者を見比べることで、そのニュースの重要度が分かるようになっています。 この紙媒体イメージをダブルクリックすると 別ウインドウが立ち上がり、紙媒体イメージが拡大表示されます。 従来と同じ感覚で、紙媒体イメージでの購読も可能になっています。 このほかにも、自分が気になるジャンルを登録しておくと、 1クリックでそのジャンルに該当する記事を抽出してくれたり、 読者がよくアクセスしているニュースをランキング表示したり、 Web上でスクラップブックを作れたり、と Web刊ならではのIT技術を駆使したコンテンツが展開されており、 これはリアルな紙媒体では実現しないスマートな購読方法でしょうね。 また、紙面に限りのある紙媒体に比べて容量が無限のWeb刊なので、 紙媒体では掲載が見送られたような解説記事もWeb刊では きっちり掲載されていたりします。 バックナンバーは1週間前までアーカイブ。 それから同じコンテンツを組み替えたケータイ版もあり、 PCを持たずに外出したときは、ケータイからでもニュースを読むことができます。 さらに毎日不定期で、重要なニュースが入るとケータイやメールで 速報が届く仕掛けにもなっています。 以上で朝夕刊込みの購読料は紙媒体より若干割安ですので、 Web刊の購読はそれなりの価値があると思いました。 ただし難点もなくはありません。 紙媒体イメージを見ていくと、あちこちに白く抜けた箇所があります。 小説や広告等、著作権が日経新聞社に所属しないコンテンツで、 許可が得られないものは掲載が見送られています。 下画像の赤矢印部分は、最終面の小説の部分です。 その代わりといってはなんですが、 Web刊だけのリレー小説が週2回の周期で掲載されています。 それから地域経済面が、『首都圏経済』の掲載だけに限られていること。 僕は埼玉県在住なので、 これまでとっていた宅配版は当然『埼玉県経済』が掲載されていました。 これなどは著作権の問題ではなく、技術的にもさほど困難でもないので、 各県ごとの地域版を読むことができると、 よりWeb刊のアドバンテージが高まると思いました。 さて今週末はいよいよiPadが手元にやってくる予定になっています。 ケータイ版は利便性があるものの、 やはり狭い画面ではストレスがかかります。 iPadはPCと同等ですので、通勤電車の中でも 普通に日経新聞を読む感覚でニュースを仕入れることができそうです。 日本経済新聞の読み方(2009~2010年版) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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