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テーマ:日帰り旅行(494)
カテゴリ:旅行・レジャー・イベント
昨日の日記の続き。
大洗のマリンタワーから大洗海岸を俯瞰した後は いったん大洗の町を後にし、 車を水戸へ走らせました。目指すは日本三名園の一つ、偕楽園。 梅の花で有名な同園。 真夏に来ても何にもありませんでした。 折しもこの日は関東でこの夏一番の暑さ。 好きこのんで訪れている観光客は我々しかいません(笑) 3.11では水戸も大きな揺れに翻弄され、 道中でも屋根瓦が落ちてブルーシートをかぶせた家が散見されましたが、 偕楽園の隣にある常磐神社の境内にはいると、 大きな石灯籠が倒れていたり、石の鳥居がずれているなど、 そのままの姿になっていました。補修が追いついていないようです。 こちらはJR常磐線の偕楽園駅。 梅まつりが開催中の期間だけ営業している臨時駅で、 ホームは下り線しかありません。 つまり、東京方面からの電車しか停まらない駅です。 次に向かったのは、偕楽園からほど近い場所にあった、 映画『桜田門外の変』のオープンセット。 昨年公開されたこの映画、大半が茨城県内でロケが行われたそう。 そして桜田門周辺のロケーションをみごとに再現したオープンセットが、 偕楽園公園に設置され、映画が終わった今でも一般に公開されていました。 これが往時を忠実に再現した桜田門です。 今も警視庁の真ん前に実物の門がそびえていますが、 周辺がすっかり現代になっていますので、同地でのロケは考えられません。 もともと安政の大獄を司った老中で彦根藩主の井伊直弼が、 その政治手法を快く思わなかった浪士に桜田門の前で暗殺されたのが、 桜田門外の変。 で、襲ったのは水戸藩の浪士だったことから、 茨城県内でのロケになったんだ思います。
気さくに話しかけてきた年輩のスタッフによると、 このセットは安藤広重の浮世絵を元に設計図が描かれ、 京都の太秦映画村のスタッフが忠実に再現したんだそう。 3.11の大地震の時はこのセットも大きな揺れに翻弄されましたが、 どこも被害は出なかったということです。 さて旅もクライマックス。 もう一度大洗町へ引き返し、フェリーターミナルの近くにあった、 『かねふく』という辛子明太子製造メーカーの直営店へ。 「めんたいパーク」と名付けられたこの建物は 工場が併設されていて、ガラス越しに見学が可能。 次から次へと赤いタラコが漬け込まれていってました。 そういうわけで、関東でこの夏一番の暑さだったこの日。 炎天下の中を大洗-水戸-大洗と駆け抜けた お金を落とすツアーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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