美しき水田 廿日市市吉和にて
5月29日の土曜日に、父の野良仕事の手伝いをしに、廿日市市吉和に行ってきました。最初の写真は、吉和の盆地の中心あかりから南東方向を撮ったもの。この時期、水を張られた田んぼに空や新緑の山々が映って、本当にきれいです!正面の山の頂上に「吉和展望台」があります。野良仕事の手伝いと言っても、それほどヘビーな仕事もなく、作業は午前中で終わって、間引きの小松菜とアスパラガスを一本もらって帰りました。この時期はちょうど、収穫できるものが少ない時期ですね。「珍しいもんを見せちゃろう」と言って、父が枝をもって見せてくれているのは、「ちょうちんいちご」。父が子供にころには、これが色づくのが待てず、青いうちの取って食べて親に怒られたとか。かれこれ、80年近くも前に話。さて、こちらの写真は、吉和盆地の中ほどから、北西の方向を撮ったもの。正面の山が女鹿平山(めがひらやま 1082m)です。女鹿平山にはスキー場があり、山頂付近までコースがあるのが見ますね。最初に書いた「吉和展望台」から見る吉和村。この展望台は、もみのき森林公園に行く途中を少しそれたところにあって、「吉和展望台」という看板もあります。車で行けるので便利ですね。正面の山が女鹿平山です。田園地帯に寄って見ます。女鹿平山の山頂から、左下に向かってスキーのコースがあるのも分かりますね。さらにもう少しアップにしてみると、右上のちょっとごちゃごちゃっとしたところが「女鹿平温泉クヴェーレ吉和」です。女鹿平スキー場の入り口でもあります。盆地の中央を流れているかわは「太田川」。ここから安芸太田町を経て、広島市の三角州を作ります。ここは、太田川の源流でもあり、この盆地の標高は600m。中四国で一番標高の高い小学校のある場所でもあります。新緑の美しいこの季節、山間部に車を走らせるのも気持ちがいいですね。