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2008/06/16
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ほんとにいい映画でしたよ。
いままでも見たい見たいとは思っていたのですが、今回、TUTAYAの100円デーを利用して借りました。

見ていない人は、ぜひとも見てください。


分類すれば、きっと「原爆映画」「反戦映画」ということになるんでしょう。
でも、そういった型に無理やりはめ込むのはかえって偏見の原因になると思います。
これはやっぱり、人間の物語なんですね。
一人の、そして、そこからつながる人たちの物語です。

戦争の悲惨さというのはよく言われますし、学校でも習います。
原爆で20万人の人が死んだ。と。
でも、人数が多いから悲惨で、少ないから悲惨じゃない、というものではありません。
一人死のうが、
10万人死のうが、
100万人死のうが、

それは結局、ひとつのかけがえのない人生に数字をかけただけのこと。
大事なのは、かけられた人数の方ではなくて、ひとつの人生の方でしょう。

大切なのは、一人ひとりが「生きる」こと。

この映画は「多くの被爆者が大変な思いをした」という映画ではありません。
20万人の中の、ひとつの命を切り取って描くことで、そこに誰もが容易に感情移入できる普遍性を生みました。
もしかすると、自分であったかもしれない。と。
そういう気持ちです。

幸せを願うこと。
普通に生きて、結婚して、子供を生んで、育てて、仕事をして・・・。
そういったごくごく普通のことが、実は何より大切なことなのだということを実感する。

原爆反対、戦争反対。
それも大切だけど、そんなこと以上に、自分の目の前にいる人や家族のことがとても大事に思えてくる。
だからこその戦争反対だし、原爆反対なんですね。

自分だけじゃなく、みんなにそれぞれの人生があって、それぞれに喜びとか、悲しみとかを抱えて生きてる。
そんな当たり前のことが実感できて、なんとなく人に優しい気持ちになれたりする。

そんな映画でした。





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Last updated  2022/03/30 05:12:31 PM
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