月 独 村 霜
明 出 南 草
蕎 門 村 蒼 村
麦 前 北 蒼
花 望 行 蟲 夜
如 野 人 切
雪 田 絶 切
最後の節は、
「月明らかにして蕎麦(きょうばく)花雪の如し」
と読むんだそうです。
「きょうばく」の響きが、何とも心地よいですね。
この詩は、唐代の白楽天が長安より故郷に帰ったとき
(811年)の作と伝えられています。
白楽天といえども人の子、郷里に帰った安心感・安堵感が
行間にうかがえますね。
その一方で、都での志が叶わぬままに郷里にもどった失望感が、
詠わせた詩だともとれます。
今をさかのぼること1200年、白楽天は月明に照らされた蕎麦の花を
どのような気持ちで眺めたのでしょうか?
あっ!忘れていました!
昨日の問題の回答なんですが、・・・皆さんもうお分かりですね。
蕎麦の花が雪のようだと言っているのですから、
答えは、2 でした。
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最終更新日
2005年08月11日 10時59分14秒
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