カテゴリ:詩、俳句、短歌、川柳、都都逸等
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「60歳からの新しい川柳」(時実 新子 監修 杉山昌善 著 実業之日本社) ![]() 時実新子さんは、つい先日お亡くなりになられました。実に残念なことです。 私が川柳に興味を持ったのは、つい2年ほど前のこと。 酒そば本舗を楽天市場に出店したころと相前後するのではないかと思います。 そばの歴史について調べているうちに、そばが今のように細く切って食べられるようになったのは、江戸時代の初めごろと知ってからです。 そこで江戸の庶民は、そばをどのように食べていたのかなどを調べていくうちに、江戸の街や庶民の暮らしぶりを自然と知ることになります。 その中で出合った一冊の本が、私を川柳に誘うことになったのです。 それが、「江戸川柳で現代を読む」(小林弘忠 著 NHK出版) ![]() 自由奔放で赤裸々な当時の江戸市民の粋で洒落た優れた感性のとりこになりました。 残念ながら私は、江戸の街並みを江戸の市民の暮らしぶりをこの目で見ることは叶いませんので、江戸川柳を通じて見るということになりますね。 さらに生きているのは紛れもない現代ですから、現代川柳というものも勉強してみたいと思うようになったのです。 「60歳からの・・・」の60歳には少々抵抗を感じないわけではないのですが・・・(笑! 穏便に過ごしていければ、ご褒美としていずれその歳を迎えることになろうかと勝手に解釈しておりますから、閻魔様にはどうかお許しいただきたいものと思っております。 それでも先々限りあることは十分承知しておりますので、頭の悪いヤツは人さまよりすこしでも先に勉強しなくては。。。。 そんな小理屈をつけて「60歳からの新しい川柳」を読んでおります。 この現代川柳については、少々私の思うところとズレがあるように思えます。 即ち江戸川柳とは違った領域で、おもに自分自身を見つめるのが現代流。社会・他人を見るのが江戸流ということになるのかな? これについては、機会をみてお話したいと思いますが、何よりも驚いたことは、「川柳」って人の名前だったということ。 柄井 川柳(からい せんりゅう)という江戸時代の俳人を皆さんはご存知でしたか? そして、どうも川柳にはそれに引かれる年代というものがあるらしいということ、それが人生の酸いも甘いも分かり始める50歳代後半だということ。 そんなことをこの本からまず習いました。なるほど多くの人がそうであったように、私もそんな年頃に近づいてきたのかなと思うと感慨深いものがあります。 ・・・、そこで一句 川柳にのめり込むお年頃 さらにもう一句 川柳の「せ」の字をかじる寂しい背 さ・ら・に! 【送料無料お試しセール】好評開催中です!! モバイルはこちらから! 携帯電話からもご購入いただけます!! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月21日 13時56分44秒
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