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今では各家庭の台所に必ず1台はあると言っても決して過言ではない調理器具、電子レンジ。 これだけ普及したのは、便利な器具というばかりでなく、タイマーをセットして時間がきたら「チーン!」という音を出すようにしたことが大きな要因ではないかと思うのですが、いかが? それが証拠に、この国ではもはや「電子レンジで温めて来てよ」というよりも、「チンして来て」が一般的となってしまいましたでしょ。 英語ではマイクロウエーブレンジと言うそうですから、電子レンジというより電磁波レンジと言った方が的を得ている言い方だと思いますが。。。 本日の日経38面社会欄のこんな見出しが目に止まりました。 「マイクロ波照射 ロケットを発射」 「凹面鏡を利用しマイクロ波を一点に集めて照射すると、空気が瞬間的に約1万度までに加熱し、爆発的に膨張した空気がロケットを押し上げる仕組み」だそうです。 ロケットは膨大な燃料を必要とし、燃料を必要とすればするほど重量が重くなり、その分また燃料が必要になるという根本的に解決することのできない厄介な問題を背負った乗り物。 それが燃料の代わりに高出力の電子レンジを積めば、燃料が大幅に節約され、その分軽くなるからより多くの物資を宇宙空間に運べるというすぐれた科学技術。 「東京大学宇宙推進工学の小柴公也教授らのチームは、600キロワットのマイクロ波を照射して、126グラムのロケットを1.2メートルの高さまで跳ね上げさせることに成功した。今後20年以内に高度3万6000キロ静止軌道に約100キロの物を運べるまでに性能を高めたい」とあります。 ・・・う~む、さすがは東大の先生、電子レンジでモノが温まるのだから、空気だって温めることができるだろうとは、宇宙推進工学を研究なさるだけあって目のつけどころが違いますな。 私なんぞは、もっぱら冷や飯食い専門ですから、飯と汁を(・・・・正直に告白します。それとたまに酒も・・・笑!)温めることしか思い浮かびません。。。(涙! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月16日 20時57分32秒
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