カテゴリ:ニュース
本日の日経31面社会欄に感動の記事が載っておりました。 先ずその前に皆さんは、能登半島の先端、石川県輪島市に日本航空石川高校という学校があることをご存知だろうか?実を言えば、その能登半島の付け根に位置する富山県高岡市に住んでいながら、私も今日の新聞記事で初めてその高校があることをを知ったのですが・・・。まてよ、昨年の夏の甲子園の石川県の代表校が、この日本航空石川高校だったかもしれませんね。(間違っていたらごめんなさい) パイロットを目指してこの学校を志望した埼玉県の15歳の少女、推薦入試の試験を受けるために輪島市に向った1月16日の夜、折からの大雪でJR長岡駅で乗り換える予定の夜行列車が運休というアクシデントに見舞われてしまった。母親が長岡市内で京都へ向かうトラック運転手に事情を話し、トラックに同乗させてもらって、ぎりぎり翌17日の午前試験開始10分前に試験会場に滑り込んだのだとか。 しかも、最初道中の金沢までならということで乗せたトラック運転手が、金沢で降ろしたのでは試験時間までに間に合わないからと、輪島まで親子を乗せて走ったという圧巻つき。 試験の作文の課題が、偶然にも「私が感動したこと」であったそうで、彼女はトラック運転手や母親への感謝の気持ちを綴ったのはいうまでもないこと。見事合格という記事でした。 金沢から輪島まで悪天候の中3時間、往復半日あまりの寄り道もいとわずに親子を運んだトラック運転手と、最後まで諦めずに深夜の長岡市内の国道で、道行く車を片っ端から停めて同乗を頼んだ少女のお母さんに拍手喝采を贈りたいと思います。 少女の夢がかなって、どうか立派なパイロットが一人誕生しますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月11日 12時05分16秒
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|