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本日の新聞各紙の一面は、言わずと知れた「辺野古」問題。 社民党の福島党首が閣内決定に署名するかしないか、連立残留か離脱かとたいそう賑やかなことです。 つい数日前までは、米軍普天間基地移設問題に鳩山首相が5月末まで結論を出すか出さないかで騒いでいたのに、それが迷走のうえに「辺野古」に移設というほぼ現行案に近いものに決着というようなことになると、時の人は鳩山から福島になってしまった。 その福島党首ひきいる社民党、いろいろ複雑な党内事情があるようです。 「罷免するぞ」、福島氏に又市氏ら決着迫る YOMIURI ONLINE のこの見出しを目にしたとき、このまま県外移設にこだわると、鳩山首相に消費者担当大臣を罷免されてしまうぞと、又市副党首が福島党首に忠告したのかと思いました。 ところがさにあらず、社民党の党首をクビにしちゃうぞと言ったというのですから驚きです。 すわ社民党分裂か!?と政治記者が走ったそうですが、これ以上細かくどう分けるというのだろう? 社民党は、「すでに常任幹事会で、日米共同文書に移設先として沖縄県名護市「辺野古」と明記された場合、福島氏が閣議で対処方針への署名を拒否する方針を決めた」というのだから、サインしないという福島党首のほうが筋が通っているように見受けられますが、民主党との選挙協力で候補を立てている選挙区のことを心配する又市副党首の言い分も、現実を直視したものだけに、否定しきれないものがありそうです。 結局、沖縄県民のことや国の安全保障のことよりも、自分の党勢や自分自身の選挙のことが第一なのかと失望することになってしまいそうです。 社民も、民主も違いは右から読むか左から読むかの違いか、今になって思えば紛らわしい党名だ・・・。この国の政党は、この国をいったいどうするというのだろうか・・・? ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月28日 12時10分08秒
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