カテゴリ:今日あったこと
このたびの東北地方太平洋沖および長野県北部を震源とした地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。 一日も早く復旧がなされ、復興されますようお祈り申し上げます。 我が身をかえりみず文字通り命をかけて原発の復旧作業に取り組む東京電力と関係会社の皆さん、そして自衛隊の皆さんの懸命のご努力が効を奏し、この危機が安全のうちに収束することを願ってやみません。 本日の日経の広告から 5面特集欄の下部に週刊ポストの広告が載っていました。4段抜きの紙面ですからいつものより大きく、すぐに目につききます。全巻96ページ総力特集とうたっているだけあって、広告費を奮発したのかと思いきや、「週刊ポスト」という文字よりはるかに大きく、「日本を信じよう」とでかでかと書いてあります。これは出版元の小学館からの応援メッセージだな!? 「あるファミレスでは地震直後、客を店外へ退避させた。揺れがおさまると大半の客が戻ってきて料金を払って帰った。戻らなかった客はーーー翌日、金を払いに店にやってきた」 「世界が驚嘆・絶賛!日本人ってすごい」 「悲しみを乗り越えて、私たちは必ず力強く蘇る!」 これらの言葉の下にスペースをとって、被災者の方々へのお見舞いの言葉が書かれていました。 ほぉ~、週刊ポスト、なかなかやるじゃないか! 「国難に立ち向かおう 30人とともに考える 私たちは何を考え、どう行動すべきか」という特集記事の見出しが、30人の方の小さな顔写真とともに紹介されています。どなたがどんな意見を言っておられるか抜き出して紹介します。お名前の後ろにつけた記号は、見出しだけを見ての私の感想です。(「○」は賛成・同感、「?」はどうかな?、「□」はありがとう、感心した) "日本人よ、自信と勇気を奮い起こせ" (李登輝) 「○と□」 "菅首相は自衛隊員への感謝ねぎらいを示すべきだ" (桜井よしこ) 「◎!」 "阪神大震災から16年、世の中捨てたもんじゃない" (後藤正治) 「○」 "われわれ僧侶がいまできること、やるべきこと" (玄侑宗久) 「□ 脱帽」 "胸に刻む「情けは人の為ならず」" (金美齢) 「○と?」(?の理由・・・私は金先生の大ファンですが、金先生ってこんな打算家でしたか?) "米国人は「日本の結束力」に目を見張っている" (古森義久) 「○としたいも?の部分もあろう」 "「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ" (ビートたけし) 「今は○、でもいつかは笑える日が来て欲しい」 "「人が死なない街づくり」を" (高村薫) 「!?」 "なぜ官邸は外国人記者を拒絶したのか" (上杉隆) 「?」 "「千年に一度の大災害」という言い訳" (曽野綾子) 「○と?曽野綾子さんは辛口ですね」 "命がけで働く原発職員のことを思え" (高山正之) 「◎!!」 週刊誌はもっぱら日経の広告で見出しだけ読んですませて、買ってまで読むことのなかった私ですが、今回は週刊ポスト買って読んでみようと思います。 週刊ポストの出版元小学館に拍手喝采を贈ります。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月22日 11時39分31秒
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