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カテゴリ:トピックス
さて、そもそも元旦に立てるべき新年の誓いを4日に立てた私としては、見過ごすことの出来ないウエブトピックスが配信されています。 謎深き深海生物「ダイオウグソクムシ」、丸4年間絶食記録更新 深海に生息するダンゴムシの仲間ということだそうですね。 ダンゴムシといえば、庭先で動き回るダンゴムシを突っついて、最高何匹まで丸まった状態にできるかを友達と競い合った少年の日のころを思い出します。 しかし「ダイオウグソクムシ」の写真をアップで見ますと、これはダンゴムシというよりエイリアンと言った方が当たっている。(笑! 体長もかなり大きいですから、こんなのと深海で遭遇したならば、生きた心地がしないと思いますよ。 そもそも「ダイオウグソクムシ」って、どこかで区切って読むのだと思いますが、「ダイ・オウグソクムシ」か、「ダイオウ・グソクムシ」か、「ダイオウ・グソ・クムシ」か、読み方からしてよく分からぬ"ムシ"です。私の感覚では「大王・具足・虫」っていうイメージですが、違いますかね? さて注目すべきは名前の読み方ではなく、どうして丸4年間も飲まず、食わず(海水は飲んでいるのかもしれない)で生きていられるのかということ。 やはり記事に書かれているように「プランクトンを吸収している」からでしょうか?「深海の時間の流れ」というのも哲学的で、なかなか捨てがたいです。(笑! 俄か海洋生物学者(私のことです)は、水槽の水圧説を提起したいです。水圧が生息している深海の環境に比べて弱いから、食欲が湧かないのじゃないか? 我々ヒトも含めて生物は、食べること、寝ること、自分の遺伝子を残そうとすること、この3つの本能を背負って生きていますよね。「ダイオウグソクムシ」は、食べることには極めて淡白な生き物であることは分かりました。寝ることについては、普段は水槽の中で動かずにじっとしているそうですから、ひょっとしたら日長一日寝ているのでしょうか? では、3番目の"遺伝子"の方はどうなのでしょうか?こちらの方も食べることと同じように極めて淡白というのであったなら、私はただただ「ダイオウグソクムシ」よ、そういう生き方もあるのかと、ため息混じりにつぶやくしかすべを知りません。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月08日 06時38分25秒
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