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早朝より日本中を駆け巡ったニュース。 2020年五輪:東京開催が決定 直前の報道ではマドリッド優勢ということだったので、あぁ、やはり福島の原発事故の影響が尾を引いているのかと、半ばあきらめモードでいただけに、うれしさもひとしおです。 この報道について思ったこと二つをご紹介したいと思います。 土壇場で福島原発の汚染水問題の不安を払拭したのは、安倍首相の最終プレゼンでの演説であったと報じられていますね。 なるほど安倍首相の発言内容を振り返ってみると、西欧人が大好きな言葉、「promise(約束)」、「control(コントロール)」、「responsibility(責任)」を上手に使っています。 「・・・約束する」「・・・コントロールされている」「・・・保証する」「・・・責任を持っている」「・・・責任を果たす」という言い回しは、普段の国会答弁では決して聞けない歯切れのよい断定口調です。 「鋭意努力しているところだ」「コントロールされているという報告をうけている」「善処する」「責任を果たしていきたい」という言い回しになれた私たち国民からすれば、これがわが国の首相の発言かと疑いたくなるくらいです。 そしてもう一点。 今回の東京開催の懸念要素として、原発問題以外に自国民の指示率が他の2つの候補地と比べてひじょうに低いということも上げられていたはずです。それがどうでしょう。今朝のテレビニュースを見ると、昨晩から徹夜までして集まった若者が各地で喚声をあげている様子が映し出されています。 そこには両の頬に日の丸のプリントを貼り付け、「キャー、ヤバイ!」「めっちゃ、うれしい!」「日本サイコー!」と抱き合って喜んでいる若者の姿がありました。「ふ~ん、やるんなら勝手にやればぁ~・・・」といったような白けたムードは微塵もないですね。 ・・・何だ、みんな東京開催を待ち望んでいたんじゃないか。 2020年の東京オリンピック開催が決まったことが、閉塞した日本経済の回復と、失いかけた国民の自信の回復に大きく寄与することを願って止みません。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月08日 10時24分27秒
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