テーマ:気になったニュース(30391)
カテゴリ:人
歯に衣を着せぬ直言で何かと物議を呼ぶこともしばしばおありの麻生副総理兼財務大臣。AKB48を例えに「せーのでまとまる」ことが大切とおっしゃったばかりでしたが、今度は田村厚生労働大臣が苦心に苦心を重ねて考えついた案をバッサリ切り捨てた。 ウエブニュースより 「熟年高齢者」案バッサリ 麻生財務相「言葉遊びに興味はない」 いわく「・・・昔は偉い方を老中とか言ったのであって、若年と言い換えたからって、私の感性には響かない」ですと。 そもそも75歳以上の高齢者全員と、65~74歳で障害のある者を対象とする、他の医療保険とは独立した医療保険制度を導入した際に、高齢者を65~74歳までを前期、75歳以上を後期としたことが事の発端でしたね。「後期高齢者」という言葉の響きが悪いと言うことで、優れた医療保険制度そのものも悪者呼ばわりされることになってしまったいわくつきの役人言葉でした。 所管の田村厚生労働大臣のお気持ちもよく分かりますが、麻生副総理は1940年のお生まれだそうですから、御歳74歳。そうすればあと1年で後期高齢者にお成りになる。昔は老中と言ったではないかと反発したくなるお気持ちも分かります。 ならば、麻生老中兼財務大臣とお呼びしましょうかね。(笑! 人間50年と言われたその昔、60歳・70歳と年齢を重ねた年寄りの存在こそ貴重で、経験に裏付けされた見識の高さが老中という言葉を生んだのでしょう。今は平均寿命80歳・85歳の平成の御世ですからね。どうしたものでしょう? ところで麻生副総理のご様子を窺うかぎり、いたってご健康のようですし、「せーのでまとまると一流品」という仲間も大勢いらっしゃる。老中はおろか大老も狙おうかという勢いさえ感じさせますが・・・。 くれぐれも「老害」などと後ろ指を刺されぬようご注意が肝要かと要らぬ心配をしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月26日 16時05分52秒
[人] カテゴリの最新記事
|
|