テーマ:気になったニュース(30440)
カテゴリ:ひとり言
皆さん、どのようなクリスマスをお過ごしになられましたか? いつも言われることですが、キリスト教徒でもない者がクリスマスだといって騒ぐのはいかがなものかという声が聞こえてきそうです。(苦笑! 日本では宗教と切り離された年末の恒例行事という感覚が強いようですが、キリスト教徒が多いと思われるアメリカではどうかというと、キリスト教以外の宗教を信奉する人々に配慮して、公の施設や商店街ではクリスマスを祝う催し物を控える傾向が顕著になってきたということです。 オバマ大統領の公式ホームページのクリスマスメッセージにも「メリークリスマス」という言葉は使われておらず、「ハッピーホリデーズ」と書かれているというのですから、いかにアメリカ社会では人種と宗教の問題が根が深いか想像できますね。 そういったアメリカ社会の風潮に対して、今度はキリスト教を信奉する人々から、どうしてクリスマスを公に祝えないのだ、「ハッピーホリデーズ」とは何ごとだという反発の声が上がって、一種の宗教戦争のような様相を呈しているというのです。 私事ですが、私の愛車は朝エンジンを始動すると、「おはようございます。今日は○月○日です」と音声で知らせてくれます。今日25日と昨日24日は、「メリークリスマス!今日は12月25日です」などと、わざわざ「クリスマス」を迎えたことにまで言及する丁寧さです。 私の車はアメリカでも広く販売されている人気のある一般大衆車だと聞きますが、同じナビゲーションのソフトが搭載されていれば、やはり「Merry Christmas! It's 25th December today」などと言うのでしょうか? 持ち主がキリスト教徒であれば、日本製の車はなんと細やかな点にまで配慮されているのだろうかと歓喜の声を発することは想像に難くありませんが、これがキリスト教徒以外の持ち主であったなら、「Damn it! Go to hell!」で済むならまだしも、車をボコボコに壊しかねないのがアメリカ社会と言えそうです。 私は24日のイブには妻が買って来てくれたクリスマスケーキ(キリスト教国ではケーキを食べることはないそうですが・・・)を童心に帰って喜んで食べましたし、年が明ければ神社に初詣にも行くつもりでいます。しかしてその実態は仏教徒というものの、愛車が「メリークリスマス!」と叫んだところで、歓喜もしませんし、怒って車をボコボコにするなど勿論のことしようはずもありません。 穏やかな国に生まれ、穏やかなクリスマスを迎えられたことだなとつくづく思ったことでした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月26日 07時45分57秒
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