テーマ:気になったニュース(30418)
カテゴリ:ニュース
安倍首相が打ち出した「1億総活躍社会の実現」という政策、専任の担当大臣まで置くというのですから、力の入れようが窺えます。しかし、その日その日を懸命に生きているこの国の底辺に位置する者にとっては、「お前は活躍していない」と決めつけられているようで、何となく違和感を覚えなくもありません。 お堅い政府が広く国民の意見と知恵を聞こうという「○○会議」。これはある意味所管するお役所の役人が、決して何もしないで手をこまねいているわけではありません。このような有意義な会議を開いて、国民各層から広く意見を聞き施策に反映させようと努力していますという「方便」にしているだけのこと、と言えなくもないように思われませんか? さて、「1億総活躍国民会議」の初会合が開かれたということですが、この会議も「方便」というようなことのないようにしていただきたいものです。 ウエブニュースより、 菊池桃子氏が名前に「ダメ出し」1億総活躍国民会議初会合 「ソーシャル・インクルージョンと言い換えては?」 まず名前から変えよというわけですが・・・。 私が思うに、「1億総活躍国民会議」のネーミングが分かりづらいというのではなく、冒頭に話したように聞き取り用によっては「お前は活躍していない」とも感じ取れるところが問題じゃないのか? 以前厚生労働省が打ち出した「後期高齢者医療制度」、制度自体は決して悪いものじゃなかったのに、「後期高齢者」という言葉がお年寄りの反感を買って悪い制度のように思われたのと同様でしょう。「高齢運転者標識」の枯葉をイメージさせるデザインも同じことですよね。 そこで民間から議員に選ばれた菊池桃子氏が、「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」にしたらどうかと提唱したそうですが、はて?私なんぞはなお更分かりづらい。(笑! 何でも横文字にすればいいというものじゃないだろうと反発したくなる。ならば「1億総社会的包摂会議」とでもするか?・・・スイマセン。「包摂」という言葉、初耳です。(笑! 英語じゃ分からぬ、漢字で書かれりゃなおのこと分からぬでは、・・・う~む、やはり私は活躍していないのかもしれない。ますます意気消沈しております。(爆笑! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月30日 15時10分53秒
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