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JR東日本が東京オリンピックが開催される2020年までに、山手線の田町、品川間に新駅を設置するそうですが、新駅の設置される地元では早くも駅名をどうするかで熱い論争が沸き起こっていると言う話題。 ウエブトピックスより 「港南」「高輪」「品田」…山手線新駅の名前は 品川は今でこそ大都市東京を構成する巨大な街のひとつですが、江戸時代では東海道の最初の宿場町であったことからも、すでに江戸ではなかったということがうかがい知れます。 昔の旅人は、経済的に恵まれていれば、親族・知人らが品川まで同行して一泊。品川の宿で別れの宴を持ったと言います。ではそんな余裕のなかった庶民はどうしたか?まず品川で泊まることはなかった。 日本人なら誰でも知っている童謡「お江戸日本橋」は、 「お江戸日本橋 七つ立ち~♪」 で始まっていますね。 旅程を少しでも稼ごうと、世も明けやらぬ七つ(午前4時ころ)に旅の基点日本橋を出発したと歌っています。それでは品川にはいつごろに着いたかというと、後に続く歌詞を見れば直ぐ分かります。 「こちゃ高輪、夜明けて提灯消す~♪」 品川の一歩手前の高輪辺りで、夜が明けて来た(午前6時ころか?)ので、提灯の火を消したと言っていますね。 日本橋から高輪まで夜道を一時(2時間あまり)かけて、提灯の灯りを頼りに歩いたことが分かります。 現代にもどって、JR東海道新幹線の時刻表を見ると、東京駅始発下り特急”のぞみ”1号は、午前6時発。その6分後の6時6分に品川着。6時7分には品川発となっています。 してみれば、昔の旅人が品川の手前高輪辺りで提灯を消そうかとためらっているころには、現代人はすでに品川を出立していることになりますね。 その品川の一歩手前高輪辺りに、JRは新駅を造ろうとしているわけです。果たして新駅はどんな名前になるのでしょう? 東京オリンピックも待ちどうしいですが、新駅の名前も楽しみです。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月27日 11時52分53秒
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