テーマ:ニュース(99413)
カテゴリ:トピックス
厳寒のこの時期、富山湾の冬の味覚といえば、寒ブリ。中でもとくに有名なのは氷見漁港に水揚げされる能登半島沖の「ひみ寒ぶり」ですね。 この寒ブリですが、どうしたことか2年続きの不漁であったという、少々がっかりするニュースが報じられています。 ウエブトピックスより、 富山)「ひみ寒ぶり」今季終了 水揚げ振るわず 地元氷見漁協によれば、今季は、漁が始まった11月下旬には順調な漁獲量で推移したことから、高らかに「ひみ寒ぶり」宣言を発したものの、以降1日千本超の豊漁が1月末までに3日間のみと振るわず、1月末をもって今季の「ひみ寒ぶり」漁の終了宣言を出すことになったということです。 いったいブリはどこへ行ってしまったのだろう?今まで獲り過ぎたから、そのしっぺ返しがやって来たというのであれば、これはウナギやクロマグロと同じ命運をたどることになるのではないか? 1本10キロもある寒ブリは、浜値で10万以上で取引されることもある超高級魚で、「ひみ寒ぶり」のシールを貼られ、関東や関西方面の高級店向けに出荷されて、地元にいながらなかなか口にできない魚です。私たち庶民にとってはかりに不漁であってもあまり影響はないかなと。(苦笑! もっぱら私たちは、当地でフクラギと呼ぶブリに成長する前の1キロ前後のものを安く買い求めます。脂ののりこそブリに劣るというものの、癖のないあっさりとしたその身は、塩焼きにしてよし、煮てもよし、もちろん刺身よし。 そんなわけで、たとえブリが獲れなくてもフクラギが獲れるかぎり不自由はしませんね。 ・・・待てよ。よくよく考えてみれば、フクラギはブリの子供じゃないか。フクラギを獲りつくせばなおのことブリが食べられなくなる! フクラギよ、お前もか?近い将来フクラギも超高級魚になる日が来るというのでしょうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月03日 13時37分16秒
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