カテゴリ:ひとり言
ビールの美味しい季節となりました。 ・・・今私は、「ビール」と言いましたが、「ビア」でも意味は通じなくもありません。ただ普通は、シュワッ・シュワッと泡を拭く苦みばしった黄金色をした液体のことは、「ビール」と呼ぶのが一般的でしょう。 しかし、そのビールをどこで飲むかとなると、「ビアホール」や「ビアガーデン」となってしまいます。「ビールホール」や「ビールガーデン」でビールを飲んでもちっとも美味しいように感じられませんね。なんだか気が抜けた生温かいビールを飲んでしまったかのようです。 考えてみると不思議です。 ウエブトピックスより なぜ「ビールホールでビアを飲む」とは言わないのか? そもそもビールが日本に伝わったのは江戸時代のこと。8代将軍吉宗の治世のときであったそうで、当然のことながら当時西洋と唯一交易のあったオランダからもたらされたということです。 「何のあちはひも無御座(ござなく)候 名はヒイルと申候」というビールに関する記述が残っているというのですから、興味深いですね。 ・・・味わいがなかったと。とすれば、吉宗にヒイルが献上されることもなかったのだろうか? 時は流れ明治の文明開化でビールは大衆にも広がり、昭和になって戦後間もなく芋を原料とする今で言うところの発泡酒・「ライナービヤー」が発売され、「うまくてやすくて倍酔える」と人気を呼んだということです。 石原裕次郎を宣伝に起用したということですが、団塊の世代ならその「うまくてやすくて倍酔える」ビールを知っているかもしれませんが、団塊の世代以後に生まれた私は、石原裕次郎こそよく知っているものの、「ライナービヤー」なるビールは聞いた記憶もありませんし、口にしたこともありません。・・・って、当時は子供でしたから、口にすることもなかったのは当然と言えば当然ですかね。(笑! なるほどこうやってビールの歴史を垣間見れば、「ビール」って味わい深いものですね。 さて、今宵は風呂上りに「ビア」を飲もうか「ビール」を飲もうか・・・。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月22日 12時20分05秒
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