カテゴリ:本
日ごろの生活に疲れて来ると、浮世のしがらみを一切断ち切って大自然の中で一人静かに暮らしたいと思うこと、ないかと言えば確かにあります。しかし、ヤギになりたいなどと思ったこは一度もありませんが。 ところが世間は広いもの、スイス・アルプス山脈でヤギの群れの一員になって3日間を過ごしたという男がいたという話題。 ヤギ男いわく「人間として生きることは、多くのストレスやうつ病など、非常に大変だからだよ。僕はシンプルに生きたいんだ!」と。 ウエブトピックスより、 「私はヤギになりたい」ヤギとして生きることを試みた男 そのために一年間をかけてヤギのように四つん這いで歩き回ることのできる専用の義肢を制作したというのですから、その執念たるや目を見張るものがありますね。・・・いや目を疑うものがあると言うべきか?(笑! 義肢をつけてヤギの群れといっしょに山道を昇っているこのヤギ男の写真が同時に配信されていますね。上りは何とかなりそうにも映りますが、下りは容易じゃないでしょう。シンプルに生きたいという割には、複雑な動作を強いられているように私には見えますが・・・。(笑! さらに驚いたことには、草を食べているいる様子も配信されているではありませんか!腹を下したりしなかったのだろうか? 飲み水はどうしたのだろう?スポーツ飲料を携行したから大丈夫なんて言ったら怒りますよ。(笑! 睡眠は?用便は?まさかすべてヤギ流というわけにはいかないでしょう。 確かに人間として生きることは多くのストレスを背負いこむことになりましょうが、ヤギのように生きるのはそれ以上のストレスに見舞われることになるようです。 心頭滅却すれば火もまた涼しと古の賢人が言ったように、心を空にして自分はヤギだと強く念じれば、「メェ~」ということになるのでしょうか。 しかし、よくよく考えてみれば、これだけこのヤギ男の写真が撮影されているということは、撮影スタッフが同行しているということだろう。 この体験を『ゴートマン(ヤギ男):私が人間であることを休んだ方法(原題:GoatMan: How I Took a Holiday from Being Human)』という本にして出版したと書いてあるところをみれば、ナルホドと納得できますね。
このヤギ男、「シンプルに生きたかった」のではなく、「シンプルに儲けたかった」のに違いないという結論に達しました。 楽天ブックスでは現在在庫がなく、お取り寄せということでした。 ヤギ男になってみたいと思われる方、取り寄せて読まれてみられてはいかがか? にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月04日 12時20分05秒
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