カテゴリ:トピックス
お祭りの縁日で金魚をすくった人はいても、ホタルイカをすくったという人は少ないのじゃないか。 富山湾の春の水産資源を代表するホタルイカは、この時期産卵期を迎え、深海から浅瀬へ上がって来て、波の打ち寄せる海岸線で簡単にタモですくえるのです。 このホタルイカの産卵行動を、地元富山では「ホタルイカの身投げ」と呼んで、この時期の到来を心待ちにしている大勢の人で浜は賑わいます。 一般に「身投げ」とは、陸から水中へ身を投ずることを指す言葉ですよね。水中から陸への場合は、この表現は正しくないと思うのですが、皆さん如何に?(笑! ウエブトピックスより、 真夜中の海岸、ホタルイカすくいが盛況 富山湾 先ほど簡単にすくえると言いましたが、これには条件が整えばというただし書きが頭に付くことをことわっておかなければなりません。 いかなる条件かといえば、これがはっきりわからない。とにかく深夜の1時、2時。前日の夕方から穏やかに晴れた温かい日で、波も静かな方がよいと言われているのですが。 自然の摂理はいかなることになっているのか、まったくこの条件の通りでも、ホタルイカが一匹も現れない日があるのです。 実は私も、友達に誘われ休みの日にホタルイカすくいに挑戦したことがあります。そのいで立ちたるや、ズボンのすそを膝までたくし上げ、両の手にはバケツと懐中電灯とタモ。 友達いわく、波打ち際がホタルイカの青白い光で埋め尽くされることもあるというのですが。しかし、どうしたことでしょう、海岸線に光るのはホタルイカではなく人が手に持つ懐中電灯の明かりのみ。 寝不足の目を真っ赤に腫らし、ズボンの膝どころか尻まで水にぬらして、バケツとタモを両手にささげ持ちつつ、鼻水を啜りながらトボトボと歩く情けない男の格好を想像してみてください。知らない人に見られたら、警察に通報されること間違いありません。(笑! まあ、警官に職務質問されなかっただけ良しとしたものでしょうか。 以来私は、友達からいかに誘われようが、丁重にお断りすることにしています。(笑! ホタルイカが食べたければ、魚屋で買い求めるのが一番です。何とならば風邪をひくことありません。(大爆笑! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月16日 12時20分12秒
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