カテゴリ:どうしても分からないこと
シマウマのしま模様って、アフリカのサバンナで肉食獣から身を隠す働きをしているのだとばかり思っていましたが、そうではなかった。肉食獣ではなくアブなどの血を吸う昆虫から身を守るためだったとは、驚きですね。 ウエブトピックスより、 「しま模様」にはどんな働きがある? シマウマを巡る長年の論争に決着 白と黒のしま模様がアブの目をくらましているって、アブってどういう目をしているのだろう。金に目がくらむというのなら親しみやすさも湧くかもしれませんがね。(笑! なるほどアフリカのサバンナを扱ったドキュメンタリー番組などを見ますと、おびただしいアブやハエなどが動物の周りを飛び交っていますね。私などはプ~ンという一匹の蚊の羽音がしてさえ、尋常でいられない。 愛知県農業総合試験場が牛を使って行った実験の様子が写真に載っていますが、しま模様をした牛って違和感ありまくりです。まあ、尻に目の模様を描かれた牛よりましでしょうけれど。(笑! ・・・牛も大変だな。体を縞々に塗られたり、尻に大きな目を描かれたり。それにしてもわれ関せずと悠々と草を食む牛は、人間でいえば大人(たいじん)の風格が漂っているようにも見えます。 アブに刺された回数が、しまナシ110回に対して、しまアリ60回ですから、これは明らかに科学的にも優位性が確認されます。 しかし、ここで俄か動物生態学者( → 私のことです・・・笑!)は、どうしても納得しかねる一つの疑問に首を傾げるのです。 シマウマのしま模様がアブなどの昆虫に刺されるのを防いでいるというのなら、どうして他の動物たちも長い進化の過程でしま模様にならなかったのだろう?しましま模様のライオンやキリンがいたって不自然ではないということになりませんか? ・・・まあ、そうすればアフリカのサバンナは、見渡す限りしましま模様の動物ばかりになって、アブなどの吸血昆虫は大いに戸惑うばかりでなく、人間にとっても動物の区別がつきにくいってことになるでしょうけれど。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月30日 11時50分05秒
[どうしても分からないこと] カテゴリの最新記事
|
|