カテゴリ:ひとり言
岸田首相は、首相公邸を利用されている近年ではまれな首相。麻生、安倍のお二人の元首相は都内の自宅から官邸に通われた。菅前首相にいたっては自宅が横浜にあるということもあって、もっぱら赤坂の議員宿舎で寝泊まりしておられたとか。 首相官邸に隣接するように建てられている公邸であれば、立派な調度品も備え付けられているでしょうし暮らしやすいはず。何よりも公務を執る官邸まで徒歩1分、便利ですね。 ところで皆さんは、いつもこの時期になると、ひそやかにささやかれている都市伝説をご存じでしょうか。 ・・・首相公邸には幽霊が出る。 安倍元首相は「この時期は公邸にあまり泊まりたくない」とおっしゃっておられたとか。なぜ公邸を利用せず私邸から官邸に通勤しているのか?公邸に幽霊が出るからかと国会でも質問に取り上げられたことがあったと記憶しています。 今日は2月26日。1936年に旧陸軍の青年将校らが起したクーデター未遂事件「2.26事件」が勃発した日。 森元首相は、深夜にザックザックという将兵の行軍する足音を聞いたとおっしゃっておられたそうですが、軍靴の音ということであれば、はやはりこれは2.26の反乱軍将兵の幽霊なのだろうか? でも幽霊に足があるという話はあまり聞いたことがありませんし、そもそも幽霊というのは本人の意志に反して惨い仕打ちの上に殺害された人の魂が、成仏しきれずこの世に彷徨い出るものだそうですから、加害者である反乱軍将兵が幽霊になって出るというのはおかしいような気がします。当時の公邸の主である岡田首相と間違われて殺害された、首相秘書官の亡霊というのならわからないでもありませんが・・・。 でも首相秘書官はとっさのことに岡田首相を押入れに隠し、自分が進んで身代わりに立ったとも伝わっていますから、そうであれば決死の覚悟の上の行動であったとも解釈できます。納得の上で自ら死を選んだのであれば、そういう人の魂が未練がましくこの世に彷徨うということもないように思うのですが。 今公邸に泊まることのできる人は岸田首相しかいないわけだから、真相を解明できるのは岸田首相、貴方だけです。ましてや前任、前々任の首相と違って、ずっと公邸にお泊りになっているわけだから、もし出るとしたらいつ出るのか。やはり事件のあった2月26日なのか。足を揃えて行軍するというようなことはあるのか。確認願いたいものですな。 時を合わせるように東ヨーロッパでは、ロシア軍が隣国ウクライナに軍事侵攻をかけたというニュースが驚きとともに報じられています。厳寒の2月のこの時期というのは、指導者が軍隊を動かしてみたくなる時節なのでしょうか? 86年前にわが国で起こった軍事クーデター未遂事件は、幸いなことに未遂のまま止めることができ、皇軍同士が銃火を交えるということは避けられました。しかし、その後日本は軍国主義の道を突き進みことになり、それからわずか9年後に国土のすべてを灰燼に帰すに至ってようやくその歩みが止まったのでしたが。 今日ロシアによってもたらされたウクライナの戦禍は、どのような終息を見ることになるのでしょう。 理不尽な死を強いられた人の魂が、この世に彷徨い出るのは、日本ばかりでなくロシアにだってあっていいでしょうよ。侵攻してきたロシア軍の凶弾によって死を強いられたウクライナ国民の亡霊が、クレムリンの大統領公邸に出るということがあっても不思議とは言えないと思いますが、はたしていかに? ・・・もっともプーチン大統領には、そんな亡霊など通用しないかもしれませんが。(怒! にほんブログ村 FC2ブログランキング 人気ブログランキング PINGOO! ノンジャンル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年02月26日 14時25分42秒
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