テーマ:モロッコに行こう!(110)
カテゴリ:本の日記
モロッコへの旅に向けて、四方田犬彦さんの「モロッコ流謫」という本を読みました。 映画評論家であり、文芸評論家・翻訳家でもある四方田さんらしく、ポール・ボウルズやジャン・ジュネなどのモロッコでの足跡を紹介しながら、作品批評を繰り広げています。見たことのない映画や読んだことのない作品もいろいろ登場するのですが、ストーリーを紹介しながら語っているので、読みやすくて、すっと文章に入っていける感じです。 特に、アルベール・カミュの短編集「追放と王国」の中の「不貞」とポール・ボウルズの小説「シェルタリング・スカイ」を比較している文章は読み応えがありました。 モロッコの魔術的な魅力が伝わってきて、とても興味深い一冊です。 写真は、ある路地裏に置かれたエアコンの室外機。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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先日ウユニ湖の写真をカメラ雑誌で拝見して
改めてここは凄いなあと思いました 日差しが凄そうですね 世界には想像絶する凄い景色がありますね あっ来週いよいよ古代ハス行ってきます 明日は少し偵察してきます (2011.06.25 18:46:36)
旅行もたくさん参考になる本を読んでいくともっと楽しくなりますね。
ガイドブックだけではその国の奥がわかりません。歴史書だけでも、その国の流れしかわかりません。 住んでいる人の書いたものとか、訪れた人のものとか、その地が舞台になったものとかが一番理解できる資料ですね。 ブータン旅行の時はブータンのお妃様の書いた本が一番興味深かったです。 (2011.06.25 19:31:43)
ヨーロッパの芸術家たちがアフリカにあこがれると言う話はよく聞きます。ジブラルタルは泳いでさえわたる事ができそうな距離なのに、ヨーロッパとアフリカは驚くほど文化が違いますよね。インドなどもそうですが、はまると抜けられない魅力があるのでしょうか。
(2011.06.26 09:30:23)
こんにちは、chloeさん!
モロッコへ向け、思いがますます膨らんでいきますね。^^ モロッコは、昨年 私の親友も一人旅してきたところで、話を聞いていただけに、ちょっと身近に感じたりもします。 サハラの夕陽、楽しみにしてますね~。^^ chloeさんが撮ると、汚れた室外機までが絵になるので不思議です。^^ (2011.06.26 20:07:14)
☆桜☆米☆さん
はい。長年の念願が叶うので、とても楽しみで、いろいろ勉強しているところです。写真もたくさん撮りたいです♪ (2011.06.26 20:43:59)
鉄っちゃん
ウユニ塩湖、機会があれば、ぜひもう一度行きたいです。 雨季に鏡のように空を映す湖をもっと広く見ることができたら、きっと素晴らしいでしょうね。 私も来週、古代蓮に出かけます!ぜひ、お会いしましょう♪ (2011.06.26 20:46:01)
灰色ウサギ0646さん
四方田さんの文章は、博識に支えられたアカデミックな部分と、実際にその土地を何度も訪れたことのある実体験の部分がブレンドされていて、すごく読み応えのある本でした。 ブータンにもいらしたことがあるのですね!世界で一番幸せだと感じる人が多い国、どんなところなのか気になります(^^)。 (2011.06.26 20:48:09)
つかさ0314さん
はい。モロッコは初めて訪れたいと思ってからの歳月が長いので、いろんな思いが募っています。それがちゃんと、写真に繋がるといいなと思います。 (2011.06.26 20:49:10)
TakuTaku.comさん
ご存知のように、レコンキスタより前はスペイン・ポルトガルの一部はイスラム世界でしたし、十字軍に象徴されるようにキリスト教西欧世界とイスラムは葛藤と衝突を繰り返してきました。両者の間には、私たち日本人には想像がつかないほど、深い思いがありそうです。 (2011.06.26 20:52:15)
picchukoさん
わぁ、モロッコに一人旅ですか!すごいですね。 私はくろうさぎ君と一緒に出かけるのですが、イスラム圏に女性一人で出かけるのは、ヨーロッパに行くのとは違うプレッシャーがあるんじゃないかと思っていました。だからこそ、尊敬しちゃいます。 (2011.06.26 20:53:44) |
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