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カテゴリ:ミュージカル・舞台・観劇
バルタパスという演出家兼団長が率いるフランスのジンガロという騎馬集団の騎馬スペクタクル(演劇?)「バトゥータ」というのが木場公園で行われている。騎馬公演だから木場公園に特設テントを造ったのだと思い、すごいユーモアだと驚いた。昨年のうちにチケットを購入していて楽しみにしていた。 テントはざっと見たところ700名ぐらい収容能力がありそうであったが、今日は半分ほどしかお客さんはいなかった。 肝心の演目というが演舞の方は、う~~~~ん。昔のフランスのサーカスでいうところのいわゆる「曲馬師」といった人たちが集団で馬に特化して演技しているという感じかなあ~。昔の曲馬師を見たことが無いけれど、18世紀~20世紀あたりの絵画でよく題材にされているからフランスには昔から曲乗りの文化があったのだと思う。ベルギーだったかフランスだったか?で馬に乗ッたことがある人は70%を超えるらしいし、ヨーロッパは日本に比較して乗馬経験が圧倒的に多いから曲乗りの難しさが分かるのだとも思う。 実際に女性が落馬してしまい馬に踏まれていた(ように見えた)ように、確かに難易度の高そうな馬術というか乗馬をすさまじいスピードで演じていくので、それは見ごたえがあるのだけれど、1時間15分で終わってしまって物足りないし、サーカスを比較的見慣れている私にとって予想された枠を出るものがなかったので、ミュージカルを見慣れた今となっては相対的に感動は薄かった。 いやそんな考え方では駄目です。演劇とかミュージカルとは全く違うのだと思う。サーカスとも違いますね。人間の演技や技術力を見る素晴らしさとは次元が違うものです。人間と馬が共に歩んできたという事実、馬を尊敬し、信頼しきっているから出来る演目、「動物(自然)との共生」に感動を見出せる人は多いはずです。~~3/26まで。チケットはお高いけど。。
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Last updated
2009.02.25 00:56:23
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