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カテゴリ:絵画・拓本・収集
山本彪一の絵を買った。1950〜60年ごろの香港を描いだもの。小品だが、構図のせいなのか香港の対岸の街の広がりを感じる。絵の具が盛り上がる重厚なマチエールも素晴らしい。 去年香港に行ったが、60年前の香港は今の風景とはまるで違う様だ。 これまで南仏やベネチアなど行ったことの無い風景を描いた絵ばかりを買って来たが、行ったことのある土地の絵も、現代との時代差などが有れば特に趣き深いかもしれない。 山本彪一 香港風景 F4号 1912年 栃木県生まれ 1937年 早稲田大学商学部卒業後、独学で絵の勉強をする。 1942年 師猪熊玄一郎に導かれ新制作展に出品。以降、日展、光風会にて活躍。 1943年 文展で初入選。 1953年 光風会会員 日展無鑑査、渡仏し長期滞在する。 1977年 仏政府よりパーム・コマンドール勲章受章。 1999年 死去。享年86歳。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.13 00:31:51
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