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テーマ:狩猟ネタ(53)
カテゴリ:飲食店情報!
食事処まつい という熱海の小料理屋さん。 私の職場の、趣味で鉄砲を撃っている人とまついのご主人とその仲間が鉄砲で撃った鴨、雉、鹿、猪、を食す会を先月開催した。 ↑ 3月に埼玉県行田市の利根川河畔で獲った鴨とのこと。カモは散弾銃で撃ち落としたら、大体水面に落ちるので、釣竿とリールとその先にギャング針を付けた道具を使って陸地に手繰り寄せるのだという。なかなか楽ではないし大荷物なのだな。 赤い色合いの締まった身で、脂が薄く、食感がとてもしっかり。白髪ネギと味噌ダレを付けてとても滋味深い味わい。 通常スーパーなどで売っている鴨のローストは、もっと脂が厚く付いているが、それは養殖で肥えてしまうからであり、しかも鴨とアヒルのあいのこの「合鴨」という品種だからだという。真ガモは肉がより赤く、脂肪分が少なく、身が締まって居て、味が濃いのだな。これを食べるとスーパーで買える合鴨ローストのお味は作り物の気がしてしまう。 ↑熱海市多賀で撃ったという鹿のタタキ。 こりゃあまたっ。臭みがこれっぽっちもなく・肉の肉肉しい主張も無く、とてもサッパリして意外なほど獣肉感がない清々しいお味。 ↑猪鍋 ししなべ このイノシシは西伊豆は土肥の獲物とのこと。いま禁漁期間。 イノシシは何度か食べたけど、このイノシシの脂の甘さと、噛んだ後のジューシーな肉汁は鍋のタレと絡んでこの上なく甘く美味しく素晴らしいっ! 脂ではないロース肉の部分や肩の肉はジビエらしいコリコリの食感と肉の旨味十分のお味。 巨大な椎茸は天城どんこ。 イノシシの肉は冷めると硬くなるのでトンカツなどには向かないそう。鍋が一番。 ↑イノシシのベーコン! 撃った人がチップで燻製にしたらしい。厚みが1センチぐらいあって塩でしっかり締めてあり、食感がプルプルしていて、肉を喰らってる感がものすごい。これもやっぱり脂が美味しい! ↑埼玉で獲れたキジを団子にしたつみれ汁。キジは雄しか獲ってはいけないみたい。 非常に繊細な日本の粋だ。 今までにないほど超弩級に贅沢な豪華な夕食だった。 (なお、これらは 食事処まつい さんの通常のメニューにはありません。→特注メニューにも有りませんのでご注意を。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.10 00:00:31
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