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ねこまんまねこの日記

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2024年08月18日
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写本とは印刷ではなく、手書きで写して作る本である。活版印刷技術発明前のヨーロッパでは聖書などの書物は全て人が書いていた。

このような展覧会を観て果たして楽しいのだろうか?と疑問は湧いたものの、そんな考えでいたら新たな知識を得る機会が激減してしまう!+面白いがどうかは行った後に判明する!+その知識を得て糧になったかどうかは数年経たないと分からない、と思い直して上野へ行く。
こんな展覧会ガラガラだろうと思ったら凄い人だった。なんで??



まるで印刷しているかのような美しい文字↑。カリグラフィーの技術!これ一枚作るのに多分10日ぐらいかかる。。
普段漢字ばっかり見ているが、現在漢字を使用している国は日本と中国2カ国のみ。しかも中国では簡体字が主流なので漢字が使用されているとは正確には言い難い。それに比べアルファベットを使用する国は100カ国以上、トルコなんかアラビア文字をやめてトルコ=アルファベットを作りアルファベットに変えてしまった。漢字の場合は王羲之や虞世南、顔真卿という神技的能書家がら存在したが、アルファベット文字の能書家というのはあまり聞かない。それは写本を作る際は一定のレタリング手法に従って修道士や修道女が均等幅の鳥の羽根で文字を書いたから、らしい。能書家が活躍する場がなく、むしろ皆が同じように上手に写本を書ける事が求められた。

 
 
↑能書家による聖書だという。



 
↑ グレゴリウス7世の法典。チケットと比較して文字の細かさが尋常ではない。

 
この時代、パルプ由来の紙がないので、羊の革を伸ばした羊皮紙という紙に書いている。これだけ大きい羊皮紙を作るのに職人が何日もかけた。

 
ミサで使う聖歌の楽譜。

 
 
 

果たしてこれを読んで誰がどう思うのか全く不明だが、1300年から1500年のヨーロッパでは各地でこのような本を作ることを生業にしている人が多数いたわけだね。





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最終更新日  2024年08月18日 23時35分08秒
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