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ねこまんまねこの日記

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2024.10.19
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10/18。「靖国神社の秋季例大祭・正式参拝」に参列した。
靖国神社の本殿に入れた。
誰もが参列できるというわけではなく、招待者しか正式参拝には参加できない。どうすれば招待されるかというと、たぶん、個人か又は組織で靖国神社の崇敬奉賛会の会員になっているのが条件ではないかと思われる。そのほかは招待される戦没者遺族会とか軍隊関係者ではないかと思われる。

私の実の祖父は海軍に所属していて41歳時にインドネシアで戦死したので、私にとって靖国神社は祖父の 御魂みたま が在る場所である。しかし私と祖父は何度も会っており、そのため私が祖父が戦死したことを知ったのは成人した頃であった。つまりどういうことかというと寡婦となった祖母は家を守ることと家を絶やさないことも念頭に祖父の弟とレビラート婚をしたため、私たち実祖父の孫にはその事実がかなり長い間臥せられていて、祖父の弟を祖父と認識していたのである。時々母の実家に行くと写真の軍人さんは誰だろう?と思うだけであった。
戦後このような家はそれほど珍しくなかったのではないかと思われる。そんなわけで靖国神社に普通以上の崇敬意識を持つようになったのはかなり最近のことではあるが、本殿に上がったことはこれまで無かったのでそれは素晴らしい体験だった。例大祭といっても神輿や出店があるわけではなく、神事が行われるだけであり、非常に厳かな例大祭なのだが、その中で、開始して30分程度で勅使が来社した。
「勅使」とは中国でいえば皇帝の言葉や命令を伝える使いの者、日本では天皇陛下の勅旨や命令を伝えるための使者である。「勅」とは皇帝自らが行う、という意味で、勅書といえば皇帝自らが書いた、という意味である。勅命といえば天皇自ら決めた命令である。話が逸れた。

皆さんは「勅使」を見たことがあるだろうか?私は56年の長い人生だったが「勅使」を見たのは初めてだったし最初で最後かもしれない。天皇陛下も見たことはない。2014年に徳仁さまが皇太子だった頃に、ワンアンドオンリーが勝ったダービーにご行啓になり、その時に東京競馬場の何かイベントを行ってた近くで偶然というか、、車からお降りになる御姿を拝見したような記憶がある。何の話しなのだろう。
そう、勅使を見たはなしである。祭礼の進行役が、マイクで勅使が到着したので起立して中央の道を通る勅使に頭を垂れよ的なことを言った。我々千人近い正式参拝参加者は勅使が拝殿に昇り、渡り廊下を歩き、本殿に入るまで立ったままであった。そして勅使が本殿に向かって勅旨を奏上したらしいのだが、それはもちろん聞こえてはこない。天皇のお言葉は下々の国民に聞こえてはならないのだろう。そして進行役が、勅使がお帰りになるので中央の道に向いて頭を垂れよ的な事を再度言って、勅使をお送りした。勅使といっても勅使はグループであり、確か多分3人で、朝廷で着用する最も正式な服装である衣冠・束帯(いかん・そくたい)を着用していた。一人は正式な勅使でその束帯は緑色のような光った色の平安衣装で、ほかの2人は紫色だった。
頭に垂纓冠(すいえいのかんむり)をかぶり、石帯(せきたい,ベルトのようなもの)を締め,太刀をつり,平緒(ひらお,腰から前に垂らす飾りの緒)をさげ,畳紙(たとうがみ,詩歌の詠草などを記す)を懐にいれる。笏(しゃく)を持ち,浅履(あさぐつ,木製の黒漆塗りの沓)をはいていて、カツカツと音がして、脱いで拝殿に昇ったように思う。勅使とは平安時代の正装を着た大変な要人なのである。
勅使が拝殿に入ってきたとき、御幣物 ごへいもつ と呼ばれる供物を下級の宮司が何人かで担いでいた。大きな箱だった。私はごへいもつ が、五平餅 と聞こえてしまい、何故五平餅をお供物に捧げるのか?余程五平餅が兵隊に人気だったのか?などとと戸惑ったまま見ていた。
調べたら全国の神社で、例大祭に「勅使」が来社して天皇陛下のお言葉を賜る神社は、なななんと16社もあるという。平安神宮、明治神宮、熱田神宮、出雲大社、橿原神宮、などなど。。そのほか勅使が行くところは皇室の婚礼に先立つ結納や、将軍宣下などらしい。
靖国神社では春秋に例大祭で勅使が来る。他の16社でも2回来たら32回も勅使が行動しているという事だ。勅使とは、何人が勅使になる資格があるのだろうか?元貴族の家柄なのだろうか?本当に謎の宮内庁の世界である。
何の話しなのだろう。
勅使を目にする、とはそれほど色々と考えさせられる出来事だったのである。おとといディズニーランドでアホヅラ晒してパレードを見ていたねこまんまねこ氏でも相当に衝撃を受けたのである。


普通、参拝に来た人は、写真の手前の大きな建物を本殿かと間違えてお参りするだろうが、本殿はその奥の大社造り、か新名造り?かの屋根があるのが本殿なのだ。
  


日本軍の凄いところは占領した東南アジアの領土に鉄道を敷設したところである。これはタイに敷設した400キロ以上の鉄道を走っていたC56という機関車。

 
 
 
 
明治、大正、昭和期の戦争で馬は100万頭死んだとされている。第二次世界大戦では15から20万頭が海外に運ばれて死んでいる。





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Last updated  2024.10.19 00:01:04
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