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カテゴリ:ヒマネタ
●こんなつまらない記事をとりあげて恐縮です。(末尾に掲載の記事参照)
今朝テレビのワイドショーをみていたら、男性レポーターが佐賀北を訪れて野球部を取材していました。 そのレポーターが、「ガバイ練習」「ガバイベンチ」---と、何にでも「ガバイ」をつけていたので、思わず笑ってしまいました。 それで、このニュースも、つい取り上げてしまいました。 ●毎年春夏の高校野球の季節になると、全国から代表校が名乗りをあげてきます。テレビや主催の新聞社もいちいちそれを大きく取り上げ、時ならぬ「地方の時代」が現出します。嫌な発想です、中央と地方、なんて。全部ひっくるめて、米国風に「地域」(エリア)でいいじゃないですか。 ●今年は、決勝で負けた広陵の監督が試合後、ある一球の判定に激しくクレームをつけて、後味の悪い印象を残しました。 ●私は「その一球」をビデオで三度じっくり見ましたが、世論とは違って、私には審判の判定どうり「ボール」に見えました。鋭く落ちたことをどう評価するかで判断が分かれたんでしょうか。 ●また今年は、俗に「野球留学」と呼ばれる特待生制度問題で世論が揺れました。「留学生のいないプロパー公立高校が優勝した」と美談仕立てで騒がれています。「奇跡だ」とも。 ●私が不思議に思うのは、セミプロのような野球名門校が、なぜ普通の公立進学校の野球部に勝てなかったのか、ということです。 ●短期決戦に「運」がつきものとは言え、基礎的な体力や技術が十分にないままの「運」だけでは、こういうことは絶対起こりえないと思います。走力、持久力、反射神経、動体視力といった先天的な能力はともかくとして、技術を体に覚えこませる反復練習の積み重ねは、一朝一夕には達成できません。 ●「野球の神様が佐賀北のベンチに降りてきたのだ」という意見があります。要するに確率の問題だと。たまにはこういうこともあるのだと。 そうでしょうか。 佐賀北は、案外長時間の猛練習を重ねていたのでは?(以上) ---------------------------------------------------------------------------- 「佐賀北優勝 栄冠ナインよりウハウハな島田洋七」 (ゲンダイネット) 逆転満塁ホームランを放った佐賀北の初優勝で幕を閉じた夏の高校野球。22日の広陵(広島)との決勝戦を、日本一よろこんで見ていたのが、タレントの島田洋七(57)だろう。 実は洋七にとって、両校とも非常に縁が深い存在だ。まず、広陵は洋七の出身校。2年生の夏にケガで辞めるまで、プロを目指し野球部に在籍していた。 そして、佐賀は今や洋七の代名詞だ。幼少期から中学まで過ごし、祖母との思い出をつづった著書「佐賀のがばいばあちゃん」シリーズは、売上部数400万部を超える大ベストセラーに。佐賀北に進んだ旧友も多いとか。 どちらに優勝旗が渡ろうが、洋七にとっては「良いメシの種」。早速、「どちらにも負けてもらいたくない試合だった。がばい(すごく)感動した」とコメントしていた。またひとつ、ベラボーなギャラの講演のネタが増え、満面の笑みを浮かべているに違いない。 【2007年8月23日掲載記事】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.26 12:36:58
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