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カテゴリ:スマイリーの視点
文末に転載したのはグーグルニュースの記事です。
いやはや、あきれ果てました。議事録は 「『阪神・中越沖も作っていない』 防災相「慣習」と釈明」 だそうです。 民主党だけじゃなかったんですね、ユルフンは。 だから今回の震災対応も手際が悪いんですね。 公務員の防災族たちが、前の経験を生かそうとしない体質だから、対応が進歩しないのは当たり前です。 「会議の後に記者会見で報告し、資料を公表すれば十分という判断だった。政府の慣習のようなものがあった」 「大災害は後で検証することを前提に、できるだけ詳細な議事録などを残すべきだ」 これは平野達男防災担当相の記者会見での発言ですが、平野さんはとんだ貧乏くじを引きましね。 財政赤字が、箱モノ行政で私腹を肥やしていた自民党が作ったものであることは承知していましたが、防災政策のこの体たらくも自民党が原因を作っていたとは、私もよもや想像していませんでした。驚きました。 自民党は、議事録の件で民主党を責めて恥をかきましたね。 自民党もダメ、民主党もダメ、手足となるべき事務方は基本動作すら身に着けてない有様、ということになると、今の新党結成の動きもどうせ選挙対策の保身新党にすぎないと思われますので、頼りはいよいよ、大阪市長の橋下さん率いる維新の会だけ、ということになりそうです。(以上) ----------------------------------------------------------------------- 「東日本大震災:議事録未作成 「阪神・中越沖も作っていない」 防災相「慣習」と釈明」 平野達男防災担当相は31日午前、閣議後の記者会見で、95年の阪神大震災で設置された緊急対策本部や07年の新潟県中越沖地震の際の会議でも、議事録や要点をまとめた議事概要が作成されていなかったと明らかにした。平野氏は「議事概要、議事録の公表はこれまでやったことがなく、記録も残したことがなかった」と述べ、過去の災害対応で政府の記録の不備を指摘した。 平野氏は記者会見で「会議の後に記者会見で報告し、資料を公表すれば十分という判断だった。政府の慣習のようなものがあった」と釈明した。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に関する会議録が作成されていなかった問題も含め、「大災害は後で検証することを前提に、できるだけ詳細な議事録などを残すべきだ」と語った。 内閣府によると、阪神大震災の直後、政府は国土庁長官を本部長とする非常災害対策本部を設け、2日後には首相が本部長の緊急対策本部を設置した。中越沖地震では関係省庁局長会議を中心に対応が検討された。【中井正裕】 毎日新聞 2012年1月31日 東京夕刊 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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