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テーマ:日々自然観察(9878)
カテゴリ:愛すべき里山
今日は、いつもとは毛色の異なる写真をお見せしましょう。
場所は谷津田の脇を流れる小さな流れの中。 撮影した谷津田には、水田に引き込まれる用水路とは別に、貯水池から溢れた水を誘導する深い側溝がありました。 現在は水田に水を引き込むために主体は前者になっていて、仕切り板で堰き止められた水流は後者には殆ど流れていないため、写真のように、底をちょろちょろ流れる程度の状態になっていました。 その側溝に近づくと、水面を波打たせて逃げる、何かの生物の存在に気づきます。 初めは、オタマジャクシあたりと考えていましたが、よく見れば、透明な体の何か…エビでした。 お分かりになりますか? この写真は、2度目に訪れたときに撮影したもので、 近寄った私に驚いて水の中に飛び込んだカエルと共に写したものです。 後で調べてみると、目の後ろに黒い模様がなく、水掻きの発達具合などから、 そのカエルはモリアオガエルのようでした。 脅かすつもりはなかったのですが、警戒して水に潜ったまま、 私が立ち去るまで、水面から顔を出すことはありませんでした。 ごめんよ。 ただ、目的のエビの隣りに並んだ光景は、ちょっとおかしな光景でした。 そのエビの姿を見てみたくて、実際に捕らえてしまいました。 大した苦労もなく、そのエビを捕らえることが出来ました。 直後は、ぴちぴちと跳ねて抵抗していましたが、水から引き上げられて息切れしてきたのか、すぐに大人しくなってしまいました。 軍手の上に乗せて写真を撮ってはみましたが、淡水性のエビの種類は予想外に多く、私には特定するのは困難なようです。 私の子供時代には、水生生物もたくさんいて(サワガニ、タガメ、メダカ等々)、 遊び相手にもなってもらえました。 現在はどうなのでしょうか? 家の周りには人工的なものばかりで、「危ない」を理由に子供は束縛され、 人以外の事象に触れる機会は、どれほど残されているのでしょうね。 少しの力で潰されて、はかなく消えてしまう弱い命のあることを、 知らずに育った子供の行く先は、一体いずこへと向かっているのでしょうね。 どこへ向かわせたいのですか? ブログランキングに参加しています。応援のクリックはこちらからお願いします。 「食べられるのかな?」と考えてもみましたが、 そこまでするほど切迫していませんので、試してはいませんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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淡水系に入るエビは、スジエビ(カワエビ)くらいしか日本では居ないと聞いたことが…。どないですやろ?
(2007.05.04 10:26:30)
エビは、軍手の上の写真ですか?
(2007.05.04 15:24:46)
野鳥大好きさん
>淡水系に入るエビは、スジエビ(カワエビ)くらいしか日本では居ないと聞いたことが…。どないですやろ? 私も詳しく知る訳ではないのですが、淡水で生活するエビは少なくないようです。 ちょっと検索してみましたが、川エビの生活について書かれたものがありましたのでどうぞ。 http://www2.fish-u.ac.jp/LAIZ/topics/tansui/index.html それと、どこで見たのか後追い出来ませんが、 「ダムなどで隔離された場所でも繁殖することがある」 という記述もありました。 また時間を見つけて、図書館で文献を漁ってみます。 (2007.05.04 18:22:45)
るる555さん
>エビは、軍手の上の写真ですか? 軍手の上ですが、手には嵌めていない状態です。 背景になる適当なものがありませんでしたので、 手近にあるものを使った、ということです。 (2007.05.04 18:25:20)
子供の頃、頭にトゲのある川エビ生で殻ごとバリバリ食べていたよ。
なんかすごく似ているが違う種類なのかな?。 (2007.05.04 18:54:43)
ほんとに懐かしい 花や小動物 植物を見せて頂きありがとう こどもの頃は山にも 川にも居たいた何でも居ましたね ゲンゴロー タイコウチ ミズカマキリ ミズスマシ タガメ 懐かしい それでも千葉の方こちらに比べていっぱい居ますね
環境さえ作ってやればまだ戻ってくるでしょうね 失って見て解る 種の尊さです もう一度元に戻さなければそう思います (2007.05.04 21:27:32)
ワタシが小学生の頃は川は勿論、用水路や側溝など
水の流れのあるところには近づくこと自体が禁止だったんです。厳しすぎるルールでした・・・ (2007.05.04 23:57:05)
チャーガさん
>子供の頃、頭にトゲのある川エビ生で殻ごとバリバリ食べていたよ。 生で殻ごとですか? 真似してみたい気もしますが、 種の特定や、寄生虫などの観点からはそこまでの勇気は湧きませんよ。 しかも、個体数も不明ですし、とりあえず見るだけにしておきます。 >なんかすごく似ているが違う種類なのかな?。 淡水性のエビ、そこそこいるようですから、似ていても異なるのかもしれません。 慣れた人でも、分かりづらい部分もあるようですし。 (2007.05.05 00:38:15)
明0590さん
> ほんとに懐かしい 花や小動物 植物を見せて頂きありがとう >こどもの頃は山にも 川にも居たいた何でも居ましたね >ゲンゴロー タイコウチ ミズカマキリ ミズスマシ タガメ 懐かしい それでも千葉の方こちらに比べていっぱい居ますね 深い水路に変わっていたり、池も放置されていたりで、 少なくとも子供が安心して近づける場所は殆どないようです。 外来生物が幅を利かせるこの日本で、 どれほどの水棲生物が見つかるのでしょうね。 私が子供の頃と随分環境が改変されてしまっていて、 どのようにそれらと接していいのか、正直分からないでいます。 >環境さえ作ってやればまだ戻ってくるでしょうね >失って見て解る 種の尊さです もう一度元に戻さなければそう思います 細々と暮らしている虫もどこかにいるようで、居場所を還すことで、 仰るとおりに戻ってきてもらえることもあるのかもしれませんが、 戻らないものたちも、たくさんありそうです。 『覆水盆に帰らず』とは、思いたくないですよ。 (2007.05.05 00:47:04)
VIA♪さん
>ワタシが小学生の頃は川は勿論、用水路や側溝など >水の流れのあるところには近づくこと自体が禁止だったんです。厳しすぎるルールでした・・・ 私の地域でも、学校周辺に田んぼが多かったため、 田んぼや側溝に近づかないように言われていましたよ。 ただ、友達とつるんで、湘南の海までよく遊びに行きました。楽しかったなぁ。 (その頃は神奈川に住んでいました。) (2007.05.05 00:50:39)
私も淡水エビに興味はあるのですがあまり詳しくありません。見た感じテナガエビ、スジエビ以外だと思います。私の調べた範囲では房総に生息する淡水エビはミゾレヌマエビ(1950年代に内房の保田川、勝浦の大川で記録)、トゲナシヌマエビ(1975年に神明川、加茂川で記録)、ヤマトヌマエビ(天津小湊の神明川、二間川、鴨川の袋倉川、浜狭川で記録)、ヌマエビ(君津市の小糸川、内房の保田川、安房天津の二間川、鴨川の袋倉川で記録)、ヌカエビ(内房の保田川、上総湊の湊川河口及び上流域、小櫃川中流域、安房郡白浜の長尾川、鴨川市江見の州見川で記録)です。10年前のブラックバスブームで多数の溜め池にバスとブルーギルが密放流されたため、溜め池での生息は絶望ではと思われます。残念だ。
(2007.05.08 03:03:43)
ケンヤさん
詳細をありがとうございました。やはり種類は多いのですね。 写真の場所は川の末端である、谷津の溜め池近辺です。 ブラックバスが放流されているのか不明ですが、水鳥の姿も少ないながら見られます。 このような場所で作られた米は美味しいのでしょうね。 (2007.05.08 12:31:31) |
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