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カテゴリ:教育
高校に入学が決まった春休み、私は両親と共に東北を旅しました。 今も思い出すのは日本三景の一つ『松島』、澄んだ空気と、静かな松島湾一帯に浮かぶ美しい緑の島々・・・芭蕉も眺めたであろう松島と、私の観た松島と、大きな時の隔たりがあっても美しい風景は変わりなかったことでしょう。 同じ景色を眺めても、偉人は文学に足跡をのこし、私は写真に思い出を残しました。 その時私は、真っ赤なウールのオーバーを着ていました。 大阪と比べて、随分寒く感じたものです。 今では新幹線を使えば、杜の都仙台は、通勤圏に入るのでしょうか? その頃は特急・急行などの汽車を使って、随分時間がかかりました。 帰途、新宿百人町に下宿していた兄を訪ねましたが、不在。家主さんは、私たちに留守番を頼んで、サッサと出かけてしまいました。 『生き馬の目を抜く』東京と、聞かされておりましたが、私が中学生の頃はまだ、悠長な時代だったのですね。 昭和ガールズのメンバー、マリリッチとイーリッチの二人は、今月の二十日から十日ほど英国に旅する予定でした。 しかし、今ニュースを賑わせているインフルエンザの為に、キャンセルしました。 芭蕉が陸奥(みちのく)を旅した時代は、情報を知り得ない為の大きな危険がありました。 現代は、交通が発達して世界が身近になり、情報が溢れて・・・それでも、危険はイッパイです。 いま、私たちひとり・ひとりが、丁寧に手洗い、うがい、マスクして、風邪をひかないように、インフルエンザに捕まえられないように、気をつけましょう。 我が家の『山法師』・・・リビングから撮影。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 22, 2009 09:50:36 PM
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