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筆墨を友として・・・・・書作家・梅原千鶴

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April 15, 2011
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カテゴリ:教育

 先日、浜屋敷で開かれた文化教養講座に、夫と共に出掛けました。

 正岡子規研究の第一人者である和田克司先生の講演で、「正岡子規について」第1回子規と松山についてのお話でした。

 向学心旺盛な年配の吹田市民で母屋の和室はいっぱい、NHKでお馴染みの『坂の上の雲』の舞台と重なって親しみを覚え,明治の世界を覗いて楽しみました。

 私にとって特に印象に残ったのは、漱石は住まいの愚陀佛庵の庭に弓の的を置き、趣味と申すべきか、ストレス解消の為か、弓を嗜んでいたことです。

 どうして子規の話に漱石が登場するの?……と疑問を持たれる方のために・・・

 子規は、明治28年日清戦争の従軍記者として清国遼東半島に赴いたものの交戦観ることなく帰国。帰途の船で喀血、神戸・須磨で入院療養し小康を得て帰京前に墓参りに松山に立ち寄り、漱石の愚陀佛庵に50余日寄居したのです。

 その時期、『坊ちゃん』の舞台となった松山に、漱石は中学校の英語の教師となって住んでいました。恐れられていた病ではありましたが、友情が壊れるような事はありませんでした。

 当時漱石は校長よりも高給で、かなり子規に援助していたようです。(校長が約60円のところ、漱石は80円以上であったと記憶しています。又和田先生のお話では、漱石の給料は今の金額にすると1千万円を越えたと仰っていました)

寄居の折に…子規「桔梗活けてしばらく仮の書斎かな」・漱石「愚陀佛は主の名なり冬籠」

愚陀佛庵を去る時…子規「秋三月馬鹿を尽くして別れけり」を友に贈っています。

漱石と子規の別れ…子規「行く我にとどまる汝に秋二つ」と詠い、漱石「おたちやるかおたちやれ新酒菊の花」の句を贈っています。

 余談ながら翌新春に、漱石見合いの為上京し、子規を訪ねた事を加筆しておきます。

 講演が終わって庭に出ると、沢山のこいのぼりがのびのびと空を泳いでおりました。

 

 






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最終更新日  April 21, 2011 10:57:34 AM
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